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コラム

2026.02.03

中学生のスマホ・SNSトラブル完全対策|トラブル発生時や予防などひとり親でもできる無料見守り術を解説!

こんにちは。ひとり親の方限定のトークアプリ「ペアチル」のライターチームです。

「子どもがスマホで何を見ているか、正直不安です」——多くのひとり親の方が、そう感じているのではないでしょうか。

仕事と育児の両立で忙しい中、子どものスマホを常に見守ることは現実的に難しい。

でも、ニュースで流れるネットいじめや性被害の報道を見るたび、「うちの子は大丈夫だろうか」と心配になる。そんな葛藤を抱えている方は少なくありません。

実は、中学生のスマホ・SNSトラブルは、想像以上に深刻化しています。

文部科学省の最新調査(令和5年度)によると、中学校のいじめ認知件数は122,703件、うち「パソコン・携帯電話等による誹謗中傷」は24,678件と過去最多を更新。

警察庁統計では、SNSに起因する性被害児童は1,486人(令和6年)に上り、被害児童の約9割がフィルタリング未利用でした。

国民生活センターの報告では、中学生のオンラインゲーム課金の平均支出額は19万3,366円。厚生労働省研究班の調査では、中高生の14.2%(約93万人)にネット依存の疑いがあります。

しかし、諦める必要はありません。

ひとり親家庭でも、追加費用なし・1日5分の設定で、基本的な見守り体制を構築できます。本記事では、iOS/Androidの無料標準機能(スクリーンタイム、Googleファミリーリンク)の具体的な設定方法から、トラブル発生時の初動対応(証拠保全→学校相談→専門機関連携)まで、2026年最新統計に基づいて解説します。

完璧な見守りは不可能ですが、「もし何かあっても、すぐに相談できる」という安心感を親子で共有することは可能です。限られた時間と予算の中で、子どもの安全を守る具体的な方法を見ていきましょう。

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中学生のスマホ・SNSトラブル完全対策|トラブル発生時や予防などひとり親でもできる無料見守り術を解説!

■この記事でわかること

  • 中学生のスマホ・SNSトラブルの最新統計と実態(令和5-6年度)
  • ひとり親家庭でできる無料の見守りツールと活用法(iOSスクリーンタイム、Googleファミリーリンク)
  • トラブル発生時の初動対応(証拠保全→学校相談→専門機関連携)
  • 無料で利用できる24時間相談窓口一覧(24時間子どもSOSダイヤル、法テラス等)
  • フィルタリング・ペアレンタルコントロールの設定方法
  • よくある質問5問(高額課金の返金、フィルタリングを嫌がる子どもへの対応等)

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中学生のスマホ・SNSトラブルの実態

中学生のスマホ・SNSトラブルは、ネットいじめ、SNS性被害、課金トラブル、ネット依存の4つが主要なリスクです。

文部科学省の令和5年度調査によると、いじめ認知件数は732,568件(過去最多)、このうち中学校は122,703件でした。

「パソコン・携帯電話等による誹謗中傷」は24,678件で過去最多を更新しています。重大事態発生件数は1,306件と前年度の919件から急増しました。

警察庁統計では、SNSに起因する性被害児童は1,486人(令和6年)に上り、被害児童の約9割がフィルタリング未利用です。

国民生活センターによると、中学生のオンラインゲーム課金の平均支出額は19万3,366円、小中高生全体では契約購入金額の平均が約33万円に達します。

厚生労働省研究班調査では、中高生の14.2%(約93万人)にネット依存の疑いがあり、2012年の52万人から5年で約1.8倍に増加しています。

子どもにスマホを持たせることで、連絡がつきやすくなる、学習に役立つといったメリットがある一方で、トラブルのリスクも高まります。特に中学生は、SNSの利用が活発になる時期であり、ネット上のトラブルに巻き込まれやすい年代です。

ひとり親家庭では、保護者不在時間が長くなりがちで、子どもの細かな変化に気づきにくいという課題があります。複数の大人の目がある家庭と比較して、トラブルの発見が遅れやすい構造的な問題を抱えています。

以下では、4つの主要なトラブルの実態を詳しく見ていきます。

ネットいじめの現状

文部科学省「令和5年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(2024年10月31日公表)によると、いじめ認知件数は全校種合計で732,568件(過去最多)、このうち中学校は122,703件でした。

「パソコン・携帯電話等による誹謗中傷」は24,678件で、こちらも過去最多を更新しています。重大事態発生件数は1,306件と前年度の919件から急増しました。

中学生のSNSいじめで最も多いプラットフォームはLINEであり、「グループ外し」「既読無視」「なりすまし」「裏グループでの悪口共有」が主要な手口となっています。

X(旧Twitter)やInstagramでは「捨て垢」による匿名攻撃、TikTokでは「いじめ動画の撮影・投稿」が報告されています。

ネットいじめの特徴は、24時間365日継続すること、匿名性が高いこと、一度拡散すると完全削除が困難なことにあります。学校の外でも攻撃が続くため、子どもに逃げ場がなくなりやすいのです。

いじめ発見のきっかけは「アンケート調査など学校の取組」が50.3%を占め、「本人からの訴え」は19.4%、「保護者からの訴え」は12.8%にとどまります。SNS上のいじめは外部から見えにくく、発見が遅れやすい傾向があります。

早期発見のサイン:

  • 朝起きてこない、学校の話をしなくなる
  • スマホの通知音におびえる、スマホを見て急に落ち込む
  • 無理に明るく振る舞う
  • お金の使い方がおかしくなる(たかられている可能性)

これらのサインが見られた場合、子どもとの対話を試みてください。頭ごなしに叱るのではなく、「お母さん(お父さん)は絶対にあなたの味方」と伝えることが重要です。

SNS性被害の実態

警察庁「令和6年における少年非行及び子どもの性被害の状況」(令和7年3月)によると、SNSに起因する事犯の被害児童数は1,486人(令和6年)であり、前年比179人減少したものの依然として深刻な水準にあります。被害児童の学年別内訳では、中学生が最多の約700人台を占めます。

小学生被害は10年間で3倍以上に増加しており(平成26年38人→令和5年139人)、低年齢化が進行しています。

被害に使われたSNSはTwitter/XとInstagramで半数以上を占め、オンラインゲーム経由の被害も増加傾向にあります。

被害児童の約9割がフィルタリング未利用であり、被害児童からの投稿が約74.2%を占めている点が特徴的です。子ども自身が「出会い」を求めて投稿してしまうケースが多く、予防教育の重要性が示されています。

追手門学院大学・櫻井鼓准教授の研究によると、被害に遭いやすい中学生は孤独感を抱えている、承認欲求が満たされていない、ネットリテラシーが低いという特徴を持ちます。加害者は以下のような手口を用います:

グルーミングの手口:

  1. 標的の選定: SNSで「死にたい」「消えたい」「学校がつらい」等の投稿を検索
  2. 信頼の獲得: 朝から晩まで連絡、悩みを否定せず傾聴、「君だけは特別」と特別感を演出
  3. 孤立化: 「親には内緒」「二人だけの秘密」として囲い込む
  4. 脱感作: 性的な話題の導入、わいせつ画像を見せる、身体接触の常態化
  5. 維持: 脅迫、罪悪感の植え付け、「バラす」と脅して支配継続

ひとり親家庭では、直接的な統計データは限られていますが、「複雑な家庭環境」の子どもが狙われやすい傾向が指摘されています。

親の関心・愛情が不足していると感じている状態は、加害者の「受容・共感」に取り込まれやすい要因となります。

課金トラブルの増加

国民生活センター「未成年者の消費者トラブルについての現況調査」(2025年3月5日公表)によると、中学生の相談件数は3,274件(2023年度)であり、オンラインゲーム課金の平均支出額は19万3,366円に達します。

小中高生のオンラインゲーム相談全体では契約購入金額の平均が約33万円、最高被害額は数百万円規模の報告があります。

具体的なトラブル事例として、親のアカウントにログインした状態での課金、キャリア決済の上限を知らずに5ヶ月で5万円以上課金、数年前に入力したクレジットカード情報で1年間55万円課金などが国民生活センターに報告されています。

闇バイトも深刻化しています。2023年1月には千葉県市原市の中学生少女がSNSで闇バイトを検索し特殊詐欺の「出し子」として逮捕、2024年10月には茨城県の男子中学生など少年3人が強盗予備容疑で逮捕されました。

ディップ社の調査(2023年12月)によると、闇バイト求人を正確に見分けられた高校生はわずか22.8%でした。

ひとり親家庭では、経済的困難から「高額バイト」の甘い言葉に惹かれやすい傾向があります。また、親の在宅時間が少ないと、課金の発覚が遅れやすいという課題もあります。

ネット依存・ゲーム依存

WHO ICD-11(2019年採択、2022年発効)では「ゲーム障害(Gaming Disorder)」が正式に疾病として認定されました。診断基準は、ゲームのコントロール障害、ゲームの優先度上昇、問題の継続・エスカレート、機能障害の4項目で、症状が12ヵ月以上継続する場合に診断されます。

子ども家庭庁「令和6年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、中学生のインターネット利用率は98.1%、スマートフォン利用率は89.1%、平均利用時間は平日1日あたり約5時間2分に達します。

厚生労働省研究班調査(尾崎米厚ほか、2017年)では、中高生全体の14.2%にネット依存の疑いがあり、推計約93万人が該当します。

これは2012年の52万人から5年で約1.8倍に増加した数値です。長崎大学調査(山本直毅ほか、2022年)では中学生の7.5%にゲーム依存症の可能性があると報告されています。

久里浜医療センターの調査によると、ゲーム時間が6時間以上の群では37.2%が昼夜逆転の傾向を示し、12.2%(男性)が学業成績の低下を経験しています。

精神障害の合併率も高く、大うつ病19.0%、自殺リスク(高・中・低)の合計35.5%、ADHD18.1%という深刻な数値が報告されています。

直接的な大規模研究データは限られていますが、親子のコミュニケーション不足、親の在宅時間の減少、現実生活に「居場所」を見出せない状況がリスク要因として指摘されています。

子ども家庭庁調査(2024年度)によると、家庭でのインターネット利用ルールの有無は、中学生本人回答で73.0%、高校生では46.6%と、学年が上がるにつれて低下する傾向があります。ルール設定が依存予防に有効との知見があります。

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ひとり親家庭でできるスマホ・SNSトラブル予防策

ひとり親家庭でできる予防策は、フィルタリング設定、家庭内ルール設定、日常的なコミュニケーションの3つです。

iOS/Androidの標準機能(スクリーンタイム、Googleファミリーリンク)やキャリアの無料「あんしんフィルター」を活用すれば、追加費用なしで基本的な見守り体制を構築できます。

家庭内ルールは、利用時間制限(夜22時以降禁止)、利用場所制限(リビングのみ)、定期的なスマホ確認(子どもの同意のもと)を設定します。

親子の信頼関係構築も重要で、「何かあったら必ず相談してね」と日常的に伝えることで、トラブル発生時の早期相談を促せます。

スマホトラブルの予防には、技術的な制限と親子の対話の両立が不可欠です。フィルタリングやペアレンタルコントロールだけで完璧に守ることはできませんが、リスクを大幅に減らすことができます。

以下では、ひとり親家庭でも実践しやすい具体的な予防策を紹介します。

フィルタリング設定

警察庁統計によると、被害児童の約9割がフィルタリング未利用です。この事実は、フィルタリングの重要性を如実に示しています。

フィルタリング設定は3ステップで完了します。

まず、iOSの場合は「設定」→「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。

次に、Androidの場合はGoogle Playストアから「Googleファミリーリンク」アプリをダウンロードします。

最後に、親子でルール(利用時間、アプリ制限)を相談して設定します。初期設定は10-15分で完了し、以降は自動で見守りが継続されます。

キャリアの「あんしんフィルター」も無料で利用でき、Webフィルタリング・アプリ制限・利用時間制限が可能です。

フィルタリングとは、有害なWebサイトやアプリへのアクセスを制限する機能です。青少年インターネット環境整備法により、18歳未満の利用者には携帯電話会社が無料でフィルタリングサービスを提供することが義務付けられています。

キャリア提供「あんしんフィルター」(無料):

キャリアサービス名主要機能
docomoあんしんフィルター for docomoWebフィルタリング、アプリ制限、利用時間制限
auあんしんフィルター for au同上
SoftBankあんしんフィルター同上

iOS/Androidの標準機能:

OS機能名主要機能
iOSスクリーンタイム休止時間、アプリ制限、コンテンツ制限、位置情報
AndroidGoogleファミリーリンク利用時間管理、アプリ承認制、位置情報、YouTube制限

フィルタリングツール比較表:

ツール費用設定時間主要機能推奨対象
iOS スクリーンタイム無料5分休止時間、アプリ制限、コンテンツ制限iPhone利用者
Googleファミリーリンク無料10分利用時間管理、アプリ承認制、位置情報Android利用者
キャリア「あんしんフィルター」無料5分Webフィルタリング、アプリ制限全キャリア

設定方法(簡潔に):

  1. キャリアのあんしんフィルター: 契約時にショップで設定依頼、または各キャリアのマイページから設定
  2. iOSスクリーンタイム: 設定 → スクリーンタイム → オンにする → 休止時間・アプリ制限を設定
  3. Googleファミリーリンク: Google Playからアプリダウンロード → 保護者用・子ども用それぞれで設定

初期設定は一度きりで、日常的な手間はほぼ不要です。週1回(5-10分)の確認で基本的な見守りが可能です。

家庭内ルールの設定

フィルタリングだけでは完璧な予防はできません。家庭内でのルール設定が重要です。

推奨ルール:

  • 利用時間制限: 夜22時以降は使用禁止(睡眠時間確保のため)
  • 利用場所制限: リビングのみで使用(個室での長時間使用を防ぐ)
  • 定期的なスマホ確認: 週1回、子どもの同意のもとで確認(プライバシーに配慮)
  • SNS利用ルール: 知らない人とのDM・通話禁止、下着姿・裸の写真は撮らない・撮らせない・送らない

ルール設定のポイント:

  • 一方的に押し付けず、親子で相談して決める
  • 守れなかった時の対応まで決め、書面に残す(「〜の場合は1週間使用禁止」等)
  • 定期的に見直し、子どもの成長に合わせて調整する

子ども家庭庁調査(2024年度)によると、家庭でのインターネット利用ルールの有無は、中学生本人回答で73.0%です。多くの家庭でルールが設定されていることを共有すると、子どもも納得しやすくなります。

日常的なコミュニケーション

技術的な制限だけでなく、親子の信頼関係構築が最も重要です。トラブルが発生した時に「親に相談しよう」と思える関係性を日常的に築くことが、早期発見・早期対応につながります。

コミュニケーションのポイント:

  • 「何かあったら必ず相談してね」と日常的に伝える
  • 「あなたは絶対に悪くない」と事前に伝える(被害に遭っても責めないことを約束)
  • 頭ごなしに叱らない、子どもの話をまず聴く
  • スマホの使い方を一緒に学ぶ姿勢を見せる(「教えて」と聞く)

ひとり親家庭では、仕事と育児の両立で時間が限られているかもしれません。しかし、短い時間でも「あなたのことを気にかけている」というメッセージを伝えることが重要です。

親子のコミュニケーション時間の確保は、トラブル予防に欠かせません。時間がない場合でも、ひとり親世帯向け子どもの習い事支援制度を活用して子どもとの時間を作ることができます。習い事を通じて子どもとの会話のきっかけが増え、日常的な変化に気づきやすくなります。

トラブル発生時の対処法

トラブル発生時の初動対応は、証拠保全→学校相談→専門機関連携の3ステップです。

証拠保全では、投稿内容、投稿者名、日時、URLが写るようにスクリーンショットを撮影します。LINEはトーク履歴のエクスポート機能を活用します。

学校への相談は、担任または学年主任に証拠をまとめた文書を持参し、対応の期限を確認します。外部機関への相談は、「24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310)」「子どもの人権110番(0120-007-110)」を活用します。

性被害の場合、被害から72時間以内に医療機関を受診し、「#8103(ハートさん)」または「#8891(ワンストップ支援センター)」に相談します。

トラブル種別による初動対応の違いは以下の通りです。ネットいじめの場合は証拠保全→学校相談→外部機関連携の順で対応します。

SNS性被害の場合は被害から72時間以内に医療機関を受診し、性犯罪被害相談電話(#8103)に連絡します。高額課金トラブルの場合は未成年者取消権の適用を確認し、消費者ホットライン(188)に相談します。

ネット依存の場合は家族で相談し、久里浜医療センター等の専門医療機関への受診を検討します。闇バイト関連の場合は警察相談専用電話(#9110)に即座に相談し、絶対に応募しないことが重要です。

トラブルが発生した場合、冷静に対応することが重要です。以下では、トラブル種類別の具体的な対処法を解説します。

ネットいじめへの対応

ネットいじめが発覚した場合、以下のステップで対応してください。

初動対応(3ステップ):

1. 子どもの話を聴く

「お母さん(お父さん)は絶対にあなたの味方」と伝え、頭ごなしに叱らないでください。子どもは「親に心配をかけたくない」「自分が悪い」と感じている可能性があります。まずは子どもの気持ちを受け止めることが重要です。

2. 証拠保全

  • 投稿内容、投稿者名、日時、URLが写るようにスクリーンショットを撮影
  • LINEの場合、トーク履歴のエクスポート機能を活用(LINEアプリ → トークルーム → 設定 → トーク履歴を送信)
  • 複数のデバイスに保存(スマホ+PCなど)

3. 学校への相談

  • 担任または学年主任に連絡
  • 証拠をまとめた文書を持参(いつ、誰が、何をしたか)
  • 対応の期限を確認(「1週間以内に対応をお願いします」等)

4. 外部機関への相談

学校の対応が不十分な場合、または並行して以下の窓口に相談してください:

  • 24時間子どもSOSダイヤル: 0120-0-78310(24時間年中無休)
  • 子どもの人権110番: 0120-007-110(平日8:30〜17:15)
  • 警察相談専用電話: #9110(地域により異なる)

SNS性被害への対応

SNS性被害が疑われる場合、以下の緊急対応が必要です。

緊急対応(72時間以内):

1. 証拠保全

SNSのやり取りをスクリーンショット(投稿者名、日時、内容、URLを含む)

2. 医療機関への受診

被害から72時間以内に緊急避妊薬を服用する必要があります(妊娠可能性がある場合)。受診料は公費負担制度があります。

3. 警察への相談

  • #8103(ハートさん): 性犯罪被害相談電話(24時間対応)
  • #8891(ワンストップ支援センター): 医療・心理・法的支援を一括対応

重要: 子どもを責めないでください。「あなたは悪くない」と繰り返し伝えることが、心の回復に不可欠です。

課金トラブルへの対応

高額課金が発覚した場合、未成年者取消権を活用できる可能性があります。

対応手順:

1. 未成年者取消権の行使

民法第5条第2項に基づき、親の同意なく契約した場合は原則取消可能です。ただし、以下の場合は適用外となることがあります:

  • 親のアカウントで課金した場合
  • 「成年」と偽った場合

2. 返金請求

プラットフォーム事業者(Apple、Google等)に問い合わせてください:

  • Apple: サポートサイトから返金リクエスト
  • Google: Google Play サポートに問い合わせ

3. 相談窓口

  • 消費者ホットライン: 188(いやや!)
  • 消費生活センター: 各地域の窓口
  • 警察相談: #9110(闇バイト関連)

ネット依存への対応

ネット依存の兆候が見られた場合、専門機関への相談を検討してください。

依存の兆候:

  • ゲームが止められない、ゲームのことばかり考えている
  • ゲームをしていないとイライラする
  • 昼夜逆転、成績低下
  • 食事・入浴・睡眠を削る
  • 注意すると暴言・暴力

専門的治療:

久里浜医療センター(日本初のネット依存専門診療、2011年開設)では、以下の治療を提供しています:

  • 外来治療
  • 認知行動療法
  • 約2ヵ月間の入院治療(スマホ・PC持ち込み禁止)
  • 8泊9日の治療キャンプ

治療目標は完全にやめるのが理想ですが、実際には「ゲームを減らす」ことを目標とする場合が多いです。

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スマホ・SNSトラブルの相談窓口・支援サービス

ひとり親家庭が利用できる無料相談窓口は、24時間対応の「24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310)」「よりそいホットライン(0120-279-338)」「性犯罪被害相談電話(#8103)」、平日対応の「子どもの人権110番(0120-007-110)」「法テラス(0570-078374)」があります。

法テラスでは無料法律相談(3回まで)と弁護士費用立替(無利息で分割返済可能)が利用できます。性被害時のワンストップ支援センター(#8891)では、医療費が公費負担されます。

ひとり親家庭等就業・自立支援センターでも無料法律相談・心理相談が可能です。

ひとり親家庭では、トラブル発生時に相談できる人がいないという課題があります。しかし、無料で利用できる相談窓口が複数存在します。以下にまとめましたので、ぜひ活用してください。

公的相談窓口

窓口名電話番号対応時間対応範囲
24時間子どもSOSダイヤル0120-0-7831024時間年中無休いじめ・ネットトラブル全般
子どもの人権110番0120-007-110平日8:30〜17:15いじめ・人権問題
よりそいホットライン0120-279-33824時間年中無休ネットトラブル、DV、生活困窮
性犯罪被害相談電話#810324時間性被害専門
消費者ホットライン188地域により異なる課金トラブル、消費者問題
警察相談専用電話#9110地域により異なる犯罪相談全般、闇バイト
法テラス0570-078374平日9:00〜21:00、土曜9:00〜17:00無料法律相談、弁護士費用立替

法テラスの利用方法:

  • 無料法律相談(3回まで)
  • 弁護士費用立替制度(無利息で分割返済可能、毎月5,000円〜10,000円)
  • 生活保護受給者等は返済免除

民間支援サービス

あなたのいばしょ

  • チャット相談(匿名・無料・年齢問わず)
  • 24時間365日対応
  • 公式サイト

違法・有害情報相談センター

医療機関

久里浜医療センター

  • ネット依存専門診療(2011年開設、日本初)
  • 外来治療、認知行動療法、入院治療、治療キャンプ
  • 公式サイト

ワンストップ支援センター

  • 電話番号: #8891
  • 性被害時の医療・心理・法的支援を一括対応
  • 医療費は公費負担制度あり

ひとり親家庭等就業・自立支援センター

  • 各都道府県・政令指定都市に設置
  • 無料法律相談、心理相談
  • お住まいの地域のセンターは「ひとり親家庭等就業・自立支援センター + 都道府県名」で検索

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よくある質問(FAQ)

中学生のスマホ・SNSトラブルでよくある質問には、高額課金の返金可否、フィルタリングを嫌がる子どもへの対応、ネット依存のチェック方法、見守る時間がない場合の対処法、学校が対応しない場合の相談先があります。

高額課金は未成年者取消権で原則取消可能ですが、親のアカウントでの課金は適用外です。フィルタリングは「あなたを守るため」と伝え、親子で相談してルールを作ります。

ネット依存は久里浜医療センターの無料テストで確認できます。見守る時間がない場合は、iOSスクリーンタイム・Googleファミリーリンクの自動化機能を活用し、週1回(5-10分)の確認で基本的な見守りが可能です。

学校が対応しない場合は、「24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310)」「子どもの人権110番(0120-007-110)」「法テラス(0570-078374)」に相談してください。

以下では、よくある質問に回答します。

Q1: 高額課金トラブルは返金できますか?

A: 未成年者取消権(民法第5条第2項)に基づき、親の同意なく契約した場合は原則取消可能です。プラットフォーム事業者(Apple、Google等)に問い合わせ、消費者ホットライン「188」や消費生活センターへ相談してください。

ただし、以下の場合は適用外となることがあります:

  • 親のアカウントで課金した場合
  • 「成年」と偽った場合
  • 親が「お小遣いの範囲で」と許可していた場合

返金されなかったケースでも、消費生活センターに相談することで、プラットフォーム事業者との交渉を支援してもらえる場合があります。諦めずに相談してください。

Q2: フィルタリングを嫌がる子どもにどう説明すれば良いですか?

A: 「あなたを守るため」と伝え、一方的に押し付けず、親子で相談してルールを作りましょう。

以下のポイントを伝えると、子どもも納得しやすくなります:

  • フィルタリング利用率は中学生73.0%と多くの家庭で設定されている
  • 被害児童の約9割が未利用という事実を共有
  • 「スマホを使わせない」のではなく「安全に使うため」の設定であることを説明

また、守れなかった時の対応まで決め、書面に残すことで、納得感が高まります。例えば:

  • 夜22時以降に使用した場合 → 翌日は使用禁止
  • 知らない人とDMをした場合 → 1週間使用禁止

Q3: ネット依存かどうかのチェック方法は?

A: 久里浜医療センターの「ネット依存度テスト」(無料)を活用してください。

ネット依存の兆候として、以下のサインがあります:

  • ゲームが止められない、ゲームのことばかり考えている
  • ゲームをしていないとイライラする
  • 昼夜逆転、成績低下
  • 食事・入浴・睡眠を削る
  • 注意すると暴言・暴力

これらの兆候が見られた場合、専門機関への相談を検討すべきサインです。久里浜医療センターでは、外来治療、認知行動療法、入院治療が利用できます。

Q4: 見守る時間がない場合、どうすれば良いですか?

A: iOSスクリーンタイム・Googleファミリーリンクの自動化機能を活用すれば、週1回(5-10分)の確認で基本的な見守りが可能です。

自動化機能の例:

  • 休止時間の自動設定(夜22時〜朝6時は自動的に使用禁止)
  • ジオフェンス通知(学校・塾への到着/出発時に自動通知)
  • 週間レポートの自動配信(よく使ったアプリのランキング等)

初期設定は一度きりで、日常的な手間はほぼ不要です。

限られた時間の中で効率的に見守るには、無料ツールの自動化機能が有効です。詳しくはひとり親世帯向け子どもの習い事支援制度で時間確保の工夫を紹介しています。習い事を通じて子どもとの会話が増え、日常的な変化に気づきやすくなります。

Q5: 学校がネットいじめに対応してくれない場合は?

A: 「24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310)」「子どもの人権110番(0120-007-110)」に相談してください。

学校の対応が不十分な場合、以下の選択肢があります:

  • 教育委員会への相談(各自治体の教育委員会に連絡)
  • 警察への相談(#9110、証拠を持参)
  • 法テラスへの相談(0570-078374、無料法律相談3回まで)

法テラスでは、弁護士費用の立替制度(無利息で分割返済可能、毎月5,000円〜10,000円)があります。生活保護受給者等は返済免除されます。

証拠を保全し、対応の記録を残すことが重要です。「いつ、誰に、何を相談したか」「どのような回答だったか」をメモしておくと、次の相談先で状況を説明しやすくなります。

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まとめ

中学生のスマホ・SNSトラブルは、ネットいじめ・性被害・課金・依存の4つが主要リスクです。

ひとり親家庭でできる対策は、無料フィルタリング(iOSスクリーンタイム、Googleファミリーリンク、キャリア「あんしんフィルター」)の設定、家庭内ルールの設定、日常的なコミュニケーションの3つです。

トラブル発生時は、証拠保全→学校相談→専門機関連携の初動対応が重要で、「24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310)」や「法テラス(0570-078374)」など無料相談窓口が複数あります。

完璧な見守りは不可能ですが、技術的な制限と親子の信頼関係構築を両立させることで、限られた時間と予算の中でも子どもの安全を守る体制を構築できます。

本記事では、中学生のスマホ・SNSトラブルの実態と、ひとり親家庭でできる予防策・対処法を解説しました。

重要なのは、技術的な制限と親子の信頼関係構築の両立です。

フィルタリングやペアレンタルコントロールだけで完璧に守ることはできませんが、リスクを大幅に減らすことができます。また、「何かあったら必ず相談してね」と日常的に伝えることで、トラブル発生時の早期相談を促せます。

完璧な見守りは不可能ですが、事前の準備と相談先の把握により、トラブル発生時の対応力を大幅に高めることができます。

無料ツール・相談窓口を活用すれば、経済的負担なく基本的な見守り体制を構築可能です。限られた時間と予算の中でも、子どもの安全を守る体制は作れます。

もし不安なことがあれば、ひとりで抱え込まずに、24時間子どもSOSダイヤル(0120-0-78310)や法テラス(0570-078374)に相談してください。あなたと子どもを支援する窓口が複数存在します。

※ 本記事の情報は2026年2月時点のものです。制度や統計データは年度により異なる場合があります。最新の情報は各公的機関の公式サイトにご確認ください。


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この記事を書いたのは

ペアチルライターチーム

ひとり親限定のトークアプリ「ペアチル」ライターチームです。家計・仕事・子育て・家事など、ひとり親の方の生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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