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コラム

2024.08.06

ひとり親向け生成AI講座第4回|すぐに使えるプロンプトテクニックや海外情報を瞬殺で入手できる方法を解説!

ひとり親のみなさん!こんにちは!

ひとり親限定トークアプリ「ペアチル」ひとり親の方とAIと情報交換できる掲示板サービス「ペアチルの泉」などを運営しているペアチル代表の南です。

第4回では、ChatGPTやPerplexityの出力結果を向上させるプロンプトテクニックを紹介します。

簡単に使える短文プロンプトや、AIに自己評価させて改善を促す方法、さらには海外情報を効率的に収集する技術まで、実践的なスキルを学びましょう。

デジタル庁が公開しているプロンプト集も活用し、生成AIを日常生活や仕事に役立てる方法を探ります。


第1回|生成AIとの出会い:ひとり親の味方となる新技術

第2回|生成AIを使いこなす最初の一歩!アカウント作成と基本操作を解説。

第3回|プロンプトの基礎:効果的な質問の仕方を解説。

第4回|すぐに使えるプロンプトテクニックや海外情報を瞬殺で入手できる方法を解説!←本記事はココ

第5回|プロンプトに自信がないなら生成AIにプロンプトを開発させよう!


前回の復習と振り返り

前回の第3回では、生成AIを効果的に活用するための重要な要素であるプロンプトについて学びました。プロンプトとは、AIに対して行う指示や命令のことで、これによってAIからより精度の高い情報を得ることができます。

主な内容は以下の通りです。

  1. プロンプトの基本構成要素:命令、文脈、入力データ、出力指示子について学びました。
  2. 効果的なプロンプトの書き方:具体的な指示、必要な情報の明確化、背景情報の提供など、10個のコツを紹介しました。
  3. プロンプトの実例:単純なプロンプトと、要素を全て取り入れたプロンプトの比較を通じて、より詳細で精度の高い情報を得る方法を学びました。
  4. AIとのコミュニケーション:人同士のコミュニケーションと同様に、AIに対しても思いやりを持って接することの重要性を理解しました。

これらの知識を活用することで、ChatGPTやPerplexityなどの生成AIツールをより効果的に使いこなし、日常生活や仕事での課題解決に役立てることができます。

今回は、これらの基礎知識を踏まえた上で、より実践的なプロンプトテクニックやプロンプトの公式を学んでいきましょう。

ChatGPTやPerplexityの出力結果を良くするためのプロンプト

ここでは手っ取り早く、ChatGPTやPerplexityの出力結果をより良くするためのプロンプトを紹介していきます。

プロンプトに自信がない方向けの短文プロンプト

ChatGPTやPerplexityを使いこなすためには質問力(プロンプト力?)が問われることが問題視されています。

この問題をある程度、簡単に解決できるための短文プロンプトが以下!

「質問者は質問能力がないから、雑な質問に色々察して問を引き出したあとに、最高のプロンプトを生成して、それを実行してくれや」

このプロンプトは深津貴之さんが開発し、巷で盛り上がっていました。

参照:「深津式プロンプトを超える、ロング コンテキスト時代のテクニック指南

この短文プロンプトについて、特徴や用途をまとめておきますので、流し読みしてみてください。次に、このプロンプトを使った検証結果を紹介していきます。

<プロンプトの特徴>

1. **質問者の能力への配慮**

   このプロンプトは、質問者の質問能力が必ずしも高くないことを前提としています。これにより、AIは単に与えられた質問に答えるだけでなく、より深い理解と分析を行うよう促されます。

2. **質問の背景の推測**

   「色々察して」という部分は、AIに質問の背景や文脈を推測するよう指示しています。これにより、表面的な質問の裏にある本当の意図や問題を探る努力をします。

3. **質問の再構築**

   「問を引き出す」という表現は、AIに対して元の質問を基に、より適切で具体的な質問を形成するよう指示しています。

4. **最適なプロンプトの生成**

   AIは分析と推測を基に、最も効果的なプロンプトを自ら生成します。これは、より良い回答を導き出すための重要なステップです。

5. **生成したプロンプトの実行**

   最後に、AIは自ら生成したプロンプトを用いて回答を作成します。これにより、質問の本質により適した回答が得られる可能性が高まります。

<用途>

1. **曖昧な質問への対応**

   明確でない、または不完全な質問に対して、より適切な回答を提供するのに有効です。

2. **初心者や非専門家からの質問**

   専門知識がない人からの質問に対して、その背景にある真の疑問や問題を理解し、適切な回答を提供するのに役立ちます。

3. **複雑な問題の解決**

   表面的には単純に見える質問の背後にある複雑な問題を探り、より包括的な解決策を提示するのに適しています。

4. **教育的な場面**

   学習者が自分の疑問を適切に表現できない場合に、真の学習ニーズを理解し、それに応じた説明を提供するのに有用です。

<プロンプトの利点>

1. **深い理解の促進**

   AIに質問の背景や文脈を考慮させることで、より深い理解に基づいた回答が可能になります。

2. **質問の質の向上**

   元の質問を改善することで、より適切で有用な回答を導き出すことができます。

3. **柔軟な対応**

   様々な質問のレベルや形式に対応できる柔軟性があります。

4. **ユーザー満足度の向上**

   質問者の真のニーズに応える回答を提供することで、ユーザー満足度が向上する可能性があります。

<注意点>

1. **処理時間の増加**

   質問の分析と再構築に時間がかかるため、即時の回答が必要な場合には適さない可能性があります。

2. **誤った推測のリスク**

   質問の背景を過度に推測することで、質問者の意図から外れる可能性があります。

3. **複雑さの増加**

   AIの思考プロセスが複雑になるため、回答の透明性が低下する可能性があります。

では、このプロンプトを使った検証をしていきます。

例えば、「夏休みに自宅で親子で遊べるアイデアを考えて」の雑なプロンプトを使って検証していきます。

まずは「夏休みに自宅で親子で遊べるアイデアを考えて」だけを入力したPerplexityの出力結果は以下の通りです。

<出力結果>

夏休みに自宅で親子で楽しめるアイデアをいくつかご紹介します。

**手作りゲームや工作**

– 牛乳パックを使った的当てゲーム:1本の牛乳パックで作れる簡単な的当てゲームです。作る楽しさとプレイする楽しさの両方が味わえます[1]。

– ビー玉トンネル迷路:箱の中にオリジナルの迷路を作り、ビー玉をゴールまで導くゲームです。迷路作りとプレイの両方が楽しめます[1]。

– ペットボトルけん玉:ペットボトルを使って手作りのけん玉を作ることができます。リサイクル素材を使った環境にやさしい遊びです[2]。

**科学実験**

– お絵かきバナナ:バナナの皮に絵を描くと、時間が経つにつれて絵が浮かび上がる不思議な実験です。科学の面白さを体験できます[4]。

– 塩の結晶オーナメント:モールで作ったオーナメントを塩水に浸すと、キラキラした結晶ができる実験です。科学と工作を組み合わせた楽しい活動です[4]。

**自然観察と栽培**

– 家庭菜園:ベランダや庭で野菜や花を育てます。水やりや観察を通じて、植物の成長過程を学べます[3][5]。

– 夜の天体観測:夜になったら星空を観察します。星座や惑星について学ぶ良い機会になります[3]。

**家事を楽しく**

– エコ掃除:重曹やお酢を使った昔ながらの掃除方法を試してみます。環境にやさしい方法で掃除する楽しさを体験できます[5]。

– 部屋の模様替え:子供部屋の模様替えを一緒に行います。インテリアについて考えたり、整理整頓の大切さを学べます[5]。

これらのアイデアを組み合わせて、楽しく充実した夏休みを過ごしてください。親子で協力しながら新しいことにチャレンジすることで、貴重な思い出作りになるでしょう。

Citations:

[1] https://hoiclue.jp/800010942.html

[2] https://www.ragnet.co.jp/media/science/kids-work

[3] https://kinarino.jp/cat6/40287

[4] https://hoiclue.jp/800008884.html

[5] https://www.houzz.jp/ideabooks/69977248/list

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次は、「質問者は質問能力がないから、雑な質問に色々察して問を引き出したあとに、最高のプロンプトを生成して、それを実行してくれや。夏休みに自宅で親子で遊べるアイデアを考えて」を入力してみます。

<出力結果>

はい、承知いたしました。質問の意図をより深く理解するために、いくつか質問をさせていただきます。

1. お子様の年齢層はどのくらいでしょうか?

2. 室内で行える活動に限定しますか、それとも庭やベランダなども含めますか?

3. 特に育みたい能力や経験(例:創造性、協調性、学習など)はありますか?

4. 予算や準備にかけられる時間に制限はありますか?

5. お子様の興味や好みについて、何か特筆すべき点はありますか?

これらの質問に基づいて、より具体的で適切なアイデアを提案できると思います。ただ、質問への回答を待たずに、一般的な状況を想定してプロンプトを作成し、実行させていただきます。

最適なプロンプト:

「ひとり親家庭の親子が夏休みに自宅で楽しめる、創造性を育み、絆を深められる低予算のアクティビティのアイデアを10個提案してください。アイデアは3歳から12歳くらいまでの子どもに適したものとし、それぞれの活動の教育的価値や親子の絆を深める効果についても簡単に説明してください。」

このプロンプトを実行した結果は以下の通りです:

1. 室内キャンプ

親子で部屋にテントを張ったり、毛布で秘密基地を作ったりします。懐中電灯を使って影絵遊びをしたり、寝袋で寝ることで冒険心を刺激します。創造性と協力する力を育むとともに、特別な思い出を作ることができます。

2. 料理コンテスト

簡単なレシピを使って、親子でオリジナル料理を作ります。審査員になって互いの料理を評価し合うのも楽しいでしょう。調理スキルや栄養の知識を学びながら、協力して一つのものを作り上げる喜びを味わえます。

3. リサイクルアート

古新聞や空き箱などの身近な材料を使って、アート作品を作ります。環境への意識を高めながら、創造性を存分に発揮できます。完成した作品を家に飾ることで、達成感も得られます。

4. ダンスパーティー

家族で好きな音楽をかけて、リビングでダンスパーティーを開きます。簡単な振り付けを考えて教え合うのも楽しいでしょう。体を動かすことでストレス解消にもなり、音楽的感性も育みます。

5. 宝探しゲーム

家の中に宝物(おもちゃや小さな景品)を隠し、ヒントを書いたメモを作ります。親子で協力して宝を見つけることで、問題解決能力や観察力が養われます。

6. 絵本の続きを創作

好きな絵本を読んだ後、その続きのストーリーを親子で考えて描きます。想像力や語彙力が豊かになり、物語を作る楽しさを体験できます。

7. 科学実験ショー

キッチンにある材料を使って、簡単な科学実験を行います。例えば、重曹とお酢で火山を作ったり、コーンスターチで不思議な液体を作ったりします。科学への興味を引き出し、好奇心を育てます。

8. 家族の歴史プロジェクト

家族の写真やエピソードをまとめて、家族の歴史本や壁新聞を作ります。家族の絆を深めると同時に、自分のルーツを知る機会になります。

9. ミニオリンピック

家の中でできる簡単な競技(風船バレー、新聞紙タワー作りなど)を考え、家族オリンピックを開催します。スポーツマンシップや協調性を学びながら、体を動かす楽しさを味わえます。

10. 感謝の木作り

大きな紙に木を描き、葉の形の付箋に家族への感謝の言葉を書いて貼っていきます。感謝の気持ちを表現する習慣を身につけ、家族の絆を深めることができます。

これらのアクティビティは、創造性を育み、親子の絆を深めながら、楽しく有意義な時間を過ごすことができます。また、ほとんどの活動が低予算で実施でき、家にある材料で十分楽しめるものばかりです。ひとり親家庭でも、これらのアイデアを通じて充実した夏休みを過ごすことができるでしょう。

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いかがでしょうか?

たった1文をいれるだけで出力結果が良くなりました。毎回、同じように出力結果が良くなるとは限りませんが、簡単に試せるのでぜひこのプロンプトを使ってみてください!

ChatGPTやPerplexityに自分の出力結果を評価させて改善させるプロンプト

続いて、通称「パワハラプロンプト」「パワープロンプト」などと呼ばれているプロンプトを紹介します。

「では、この出力を60点とします。これを60点とした時に100点とはどのようなものですか? 100点にするために足りないものを列挙した後に、100点の答えを生成してください」

こちらも深津貴之さんが開発し、巷で盛り上がっていました。

このプロンプトについて、特徴や用途をまとめておきますので、流し読みしてみてください。次に、このプロンプトを使った検証結果を紹介していきます。

## プロンプトの特徴

1. **自己評価の促進**

   AIに現在の回答を60点と評価させることで、自己評価のプロセスを開始させています。

2. **理想的な回答の定義**

   100点の回答がどのようなものかを考えさせることで、理想的な回答の基準を設定しています。

3. **改善点の特定**

   現在の回答と理想的な回答の間のギャップを分析し、不足している要素を列挙するよう促しています。

4. **高品質な回答の生成**

   特定された改善点を踏まえて、より高品質な回答(100点の答え)を生成するよう指示しています。

5. **段階的なアプローチ**

   評価、分析、改善、再生成という段階的なプロセスを踏むことで、体系的な回答の向上を図っています。

## 用途

1. **回答の質の向上**

   初期の回答を改善し、より包括的で高品質な回答を得るのに効果的です。

2. **批判的思考の促進**

   AIに自身の回答を批判的に評価させることで、より深い分析と洞察を引き出します。

3. **学習と教育**

   学習者に自己評価と改善のプロセスを示すことで、効果的な学習方法を教示できます。

4. **問題解決能力の向上**

   複雑な問題に対して、段階的に解決策を改善していく方法を示すのに適しています。

5. **品質管理**

   製品やサービスの品質を評価し、改善点を特定して向上させる際に応用できます。

## プロンプトの利点

1. **継続的な改善**

   初期の回答に満足せず、常により良い回答を追求する姿勢を促します。

2. **具体的な改善指針**

   単に「もっと良くする」ではなく、具体的に何が足りないかを特定することで、明確な改善の方向性を示します。

3. **高い目標設定**

   「100点の答え」という高い基準を設定することで、AIにより高い品質を目指すよう動機付けます。

4. **透明性の向上**

   改善のプロセスを明示することで、回答の質が向上した理由が明確になります。

5. **柔軟性**

   様々な分野や問題に適用可能な汎用的なフレームワークを提供します。

## 注意点

1. **主観性のリスク**

   「60点」や「100点」の基準が主観的になる可能性があり、一貫性を保つのが難しい場合があります。

2. **過度の複雑化**

   改善を重ねすぎることで、回答が不必要に複雑になる可能性があります。

3. **時間とリソースの消費**

   複数回の評価と再生成のプロセスは、時間とコンピューティングリソースを多く消費する可能性があります。

4. **初期回答への依存**

   初期の60点の回答に基づいて改善を行うため、その回答の質や方向性に影響を受ける可能性があります。

では、このプロンプトを使った検証をしていきます。

先ほど「夏休みに自宅で親子で遊べるアイデアを考えて」のプロンプトの出力結果に対して、「では、この出力を60点とします。これを60点とした時に100点とはどのようなものですか? 100点にするために足りないものを列挙した後に、100点の答えを生成してください」を投げてみますね!

<出力結果>

60点の回答に足りないもの:

1. ひとり親家庭の特性を考慮していない

2. 年齢別のアイデアがない

3. 予算を考慮していない

4. 時間の使い方に関する提案がない

5. 学習要素が少ない

6. 地域性(日本、東京)を考慮していない

7. 親子のコミュニケーション強化の視点が弱い

8. デジタルツールの活用が不足している

9. 創造性や想像力を育む要素が少ない

10. 社会性を育む要素が不足している

では、100点を目指した回答を生成します:

## 夏休みに自宅でひとり親家庭が楽しめるアイデア

ひとり親家庭の皆さん、忙しい日々の中で夏休みを楽しく過ごすアイデアをご紹介します。予算や時間、お子さんの年齢に合わせて選んでみてください。

### 低予算で楽しめる室内アクティビティ

**1. 段ボールハウス作り**

– 対象年齢:3歳以上

– 必要なもの:段ボール、はさみ、マスキングテープ

– 効果:創造力、協調性の向上

親子で協力して、オリジナルの段ボールハウスを作りましょう。窓やドアの位置を決めたり、外観を装飾したりするプロセスを通じて、コミュニケーション能力も育めます。

**2. 家庭菜園チャレンジ**

– 対象年齢:全年齢

– 必要なもの:プランター、土、種や苗

– 効果:責任感、生命の大切さの学習

ベランダや窓際で、ミニトマトやハーブなどを育てましょう。毎日の水やりや観察を通じて、生命の不思議さや育てる喜びを体験できます。収穫した野菜で料理を作るのも楽しいですね。

### デジタルツールを活用した学びと遊び

**3. バーチャル美術館ツアー**

– 対象年齢:6歳以上

– 必要なもの:インターネット接続デバイス

– 効果:芸術への興味喚起、世界観の拡大

Google Arts & Cultureを使って、世界中の美術館をバーチャルツアーしましょう。お気に入りの作品について話し合うことで、芸術的感性と会話力が育ちます。

**4. プログラミング入門**

– 対象年齢:8歳以上

– 必要なもの:パソコンまたはタブレット

– 効果:論理的思考力、問題解決能力の向上

Scratchなどの無料プログラミングツールを使って、簡単なゲームやアニメーションを作ってみましょう。創造力を発揮しながら、IT時代に必要なスキルも身につきます。

### 親子のきずなを深める活動

**5. タイムカプセルプロジェクト**

– 対象年齢:全年齢

– 必要なもの:箱、思い出の品、手紙

– 効果:感情表現力、未来への希望の醸成

今の気持ちや将来の夢を手紙に書き、思い出の品と一緒にタイムカプセルに入れます。数年後に開封する約束をすることで、長期的な視点と家族の絆を育めます。

**6. 家族の歴史書作り**

– 対象年齢:10歳以上

– 必要なもの:アルバム、筆記用具、写真

– 効果:アイデンティティの形成、家族の絆の強化

家族の歴史や思い出をまとめた本を作ります。親の子供時代の話や家族にまつわるエピソードを共有することで、お互いの理解が深まります。

### 社会性と地域とのつながりを育む

**7. オンライン国際交流**

– 対象年齢:12歳以上

– 必要なもの:インターネット接続デバイス

– 効果:異文化理解、語学力向上

ペンパルサイトやLanguage Exchangeアプリを利用して、海外の同年代の子供たちと交流しましょう。世界観が広がり、英語学習のモチベーションも上がります。

**8. 地域ボランティア活動**

– 対象年齢:全年齢

– 必要なもの:なし

– 効果:社会貢献意識、地域とのつながり強化

地域の清掃活動や高齢者支援などのボランティアに参加しましょう。社会の一員としての自覚が芽生え、地域とのつながりも深まります。

### 時間の使い方と学習

**9. 「朝活」チャレンジ**

– 対象年齢:全年齢

– 必要なもの:なし

– 効果:自己管理能力、学習習慣の形成

夏休み中も早起きして、朝の涼しい時間に学習や読書の時間を設けましょう。規則正しい生活リズムを保ちながら、効率的に学習できます。

**10. 「わくわく探究タイム」**

– 対象年齢:全年齢

– 必要なもの:図書館の本、インターネット

– 効果:自主性、探究心の育成

毎日30分、お子さんが興味のあるテーマについて自由に調べる時間を作ります。週末にはその週の「発見」を家族で共有し、ディスカッションしましょう。

これらのアイデアを通じて、限られた時間と予算の中でも、充実した夏休みを過ごすことができます。ひとり親家庭ならではの絆を深めながら、お子さんの成長を支援し、かけがえのない思い出を作りましょう。

===============

いやーすさまじい!

「では、この出力を60点とします。これを60点とした時に100点とはどのようなものですか? 100点にするために足りないものを列挙した後に、100点の答えを生成してください」を何度も何度も投げるだけで、どんどん出力結果が良くなります!

Perplexityを使って簡単に海外情報を日本語で把握できる方法

仕事柄やお子さんの状況によっては、海外の情報を調べた方がより良い情報を集められることがあります。

例えば、発達障害について情報を集める際は海外情報を調べた方がより最新の研究結果を調べることができます。

Google検索で海外情報を集めるとなると、以下のような手順で行う必要がありました。

  1. 調べたい内容に関係するキーワードを日本語でつくる
  2. その日本語を翻訳ツールで翻訳する
  3. 翻訳したキーワードをGoogleに入力する
  4. 英字の記事を開き、翻訳して読んでいく

正直、めちゃくちゃ大変でした。。。数十分、数時間かかってました。。

ですが、Perplexityを使えば、数秒で海外情報を集めることができて、ほんと革命が起きました!!

海外情報を調べる際はぜひ以下の方法でPerplexityを使って、より効率的に行ってみてください。

まずはPerplexityのTOP画面を開き、左下の歯車アイコンをクリックして、設定画面に移動してください。

次に、アカウントページを開き、赤枠内の言語を「日本語」に変更してください。

次に、プロフィールを開き、赤枠内の優先応答言語を「日本語」にしてください。

これで準備は完了です!

あとは、調べたい内容を翻訳したプロンプトを入力すると、海外情報を参照した上で、日本語で情報を出力してくれます。

例えば、「ADHDの5歳児に良くみられる症状・原因・対応方法を最新の研究結果をもとにまとめて。」を翻訳した「A summary of the symptoms, causes, and responses commonly seen in 5-year-olds with ADHD, based on the latest research.」を入力します。

すると、ちゃんと海外情報をソースとした日本語の出力がされました。

<出力結果>

Here is a summary of the symptoms, causes, and responses commonly seen in 5-year-olds with ADHD, based on the latest research:

## 症状

5歳児のADHDの主な症状は以下の通りです:

**不注意**:

– 注意を集中させるのが難しい

– 指示に従うのが困難

– 物事を最後まで終わらせるのが難しい

– 物をよく失くす

– 気が散りやすい

**多動性**:

– じっとしていられない

– 過度に動き回る

– 静かに遊ぶのが難しい

– 落ち着きがない

**衝動性**:

– 順番を待つのが難しい  

– 他人の邪魔をする

– 考えずに行動する

これらの症状が6ヶ月以上続き、複数の場面(家庭や学校など)で見られる場合にADHDの可能性が考えられます[1][2]。

## 原因

ADHDの正確な原因は不明ですが、以下の要因が関与していると考えられています:

– 遺伝的要因 – ADHDは家族内で発症しやすい傾向があります[1][5]

– 脳の構造や機能の違い[1][5] 

– 早産や低出生体重[5][7]

– 妊娠中の喫煙やアルコール摂取[5][7]

– 頭部外傷[5][7]

砂糖の摂取や子育ての仕方がADHDの原因となる証拠はありません[5]。

## 対応

5歳児のADHDへの対応として以下が推奨されています:

– 行動療法 – 親訓練プログラムを含む[10][12]

– 環境調整 – 刺激を減らし、構造化された環境を整える[8][9]

– ポジティブな強化 – 良い行動を褒める[8][9]

– 明確な指示 – シンプルで具体的な指示を出す[8][12]

– 規則正しい生活 – 食事、睡眠などの日課を決める[8][12]

薬物療法は通常5歳以上から検討され、低用量から開始します[10][12]。

早期発見・早期介入が重要で、専門医による適切な診断と治療計画の作成が推奨されます[9][10]。

ADHDの症状は年齢とともに変化する可能性があるため、定期的な評価と対応の見直しが必要です[10][12]。

Citations:

[1] https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3927422/

[2] https://nipinthebud.org/child-mental-health-conditions/recognising-adhd/

[3] https://www.healthychildren.org/English/health-issues/conditions/adhd/Pages/Early-Warning-Signs-of-ADHD.aspx

[4] https://www.additudemag.com/can-preschool-children-have-adhd/

[5] https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/adhd/symptoms-causes/syc-20350889

[6] https://www.webmd.com/add-adhd/childhood-adhd/adhd-children

[7] https://www.healthychildren.org/English/health-issues/conditions/adhd/Pages/Causes-of-ADHD.aspx

[8] https://kidshealth.org/en/parents/parenting-kid-adhd.html

[9] https://www.helpguide.org/articles/add-adhd/attention-deficit-disorder-adhd-in-children.htm

[10] https://chadd.org/for-parents/preschoolers-and-adhd/

[11] https://www.additudemag.com/adhd-in-children-symptoms-diagnosis-treatment/

[12] https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/adhd/diagnosis-treatment/drc-20350895

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本当にすばらしい。。。これで海外情報を瞬殺で調べることができます!!

ちなみに、世界最高レベルの精度のAI翻訳ツール「DeepL」の拡張機能を使えば、Perplexityに入力した日本語を英語にすぐ翻訳できるのでおすすめ!

デジタル庁が発行しているプロンプト集でChatGPTやPerplexityを多様な場面で練習してみよう!

デジタル庁がプロンプト集を発行しています。

以下のようなプロンプトのテンプレートがあります。

  • 転職活動で使える自己PR文の作成
  • 誤字脱字チェック&修正
  • 専門用語解説
  • SNSに投稿する文章作成

コピペで使えるため、初心者向けにとても使いやすいので、仕事や私生活で使ってみてください。

以下のリンクからプロンプト集(csv)をダウンロードできます。

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/information/field_ref_resources/19c125e9-35c5-48ba-a63f-f817bce95715/900a2e3b/20240510_resources_ai_prompts.csv」

さいごに

本講座では、生成AIを効果的に活用するためのプロンプトテクニックを学びました。短文プロンプトや自己評価プロンプトを使うことで、ChatGPTやPerplexityの出力結果を大幅に改善できることがわかりました。

また、Perplexityを活用した海外情報の収集方法は、ひとり親家庭の方々にとって貴重な時間を節約できるツールとなるでしょう。

デジタル庁のプロンプト集も含め、ここで紹介したテクニックを日常生活や仕事で積極的に試してみてください。

生成AIは使いこなすほどに、より強力な支援ツールとなります。ひとり親家庭の皆さんが、これらのスキルを活かして、より効率的に情報を収集し、様々な課題解決に役立てていくことを願っています。

次回はプロンプトをつくるのが苦手な方向けにChatGPTやPerplexityにプロンプトをつくってもらう方法を解説していきます。


第1回|生成AIとの出会い:ひとり親の味方となる新技術

第2回|生成AIを使いこなす最初の一歩!アカウント作成と基本操作を解説。

第3回|プロンプトの基礎:効果的な質問の仕方を解説。

第4回|すぐに使えるプロンプトテクニックや海外情報を瞬殺で入手できる方法を解説!←本記事はココ

第5回|プロンプトに自信がないなら生成AIにプロンプトを開発させよう!



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この記事を書いたのは

南 翔伍

一般社団法人ペアチル代表理事。母子家庭で育ってきた経験があるからおそひとり親限定トークアプリ「ペアチル」やひとり親の方とAIと情報交換できる掲示板サービス「ペアチルの泉」などを開発。

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