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コラム

2024.10.24

ひとり親家庭必見!知って得する奨学金制度15選!月額3万円から年間100万円まで幅広く紹介

こんにちは。ひとり親の方限定のトークアプリ「ペアチル」のライターチームです。

ひとり親家庭の子供の進学は、夢の実現に向けた大切なステップですが、学費の工面に頭を悩ませているご家庭も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ひとり親家庭を対象にした奨学金制度を、中学生から大学生まで幅広く紹介します。月額3万円から年間100万円まで、様々な給付額の奨学金を厳選しました。

お住まいの地域の情報もしっかりチェックしていきましょう。制度によって申請の条件や注意点は異なりますが、一人で悩まずに周囲に相談しながら、お子さんの学びを支えていく助けになれば幸いです。


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給付型奨学金10選

ひとり親家庭にとって、子供の進学は大きな関心事ですが、同時に経済的な不安もつきものです。

月額3万円から年間100万円まで、様々な給付額の奨学金制度を厳選しました。中には地域限定の制度もありますので、お住まいの地域の情報もしっかりチェックしてくださいね。

中学生・高校生向け

中学生・高校生のお子さんがいらっしゃるご家庭は、以下の奨学金制度をチェックしてみましょう。

  1. 夢を応援基金
    • 給付額:月額30,000円
    • 対象:中学3年生〜高校生
  2. 古岡奨学会
    • 対象:高校生(母子家庭)
    • 給付額:年間242,000円円
  3. 余慶会
    • 対象:福岡県内の高校生(ひとり親家庭)
    • 給付額:年間900,000円(夜間または通信大学に進学する場合、700,000円)
    • 条件:大学等への進学希望者

収入制限など、各制度によって申請条件が異なりますので、詳細は必ず確認するようにしましょう。

大学生等向け

大学進学を目指すお子さんには、こちらの制度がおすすめです。

  1. 日本学生支援機構(JASSO)給付型奨学金
    • 対象:大学・短大・高専・専門学校生
    • 給付額:国公立大学(自宅)で月額29,200円、私立大学(自宅外)で月額75,800円など
  2. 大学独自の給付型奨学金
    • 各大学により条件・給付額が異なる
    • 入学前に確認することを推奨

大学等の高等教育機関では、意欲と能力がありながら経済的理由で修学が困難な学生を支援する様々な制度が用意されています。

小学生から大学生まで対象

小学生から大学生まで幅広い年代のお子さんを対象とした制度もあります。家族構成やお住まいの地域に応じて、ぜひ検討してみてください。

  1. みずほ農場教育財団
    • 対象:小学生から大学生
    • 給付額:月額15,000円または30,000円
    • 条件:ひとり親家庭で年収300万円以下(大学は400万円以下)
  2. 明光教育研究所
    • 給付額:年間10〜50万円
    • 対象:小学5年生〜大学生

地域限定

お住まいの地域に特化した奨学金制度も見逃せません。以下は一例ですが、同様の制度が他の地域にもある場合があります。

  1. ニビキ育英会(福岡県)
    • 対象:福岡県内の母子家庭の子女
    • 給付額:高校生は月額30,000円、大学生は月額40,000円
  2. ジャイアン2020(関東地区)
    • 対象:関東地区の母子家庭の高校2・3年生
    • 給付額:月額50,000円
  3. 重田教育財団(東京23区)
    • 対象:東京23区内の母子世帯
    • 給付額:子1名につき100,000円(6歳以下)

各自治体の社会福祉協議会やひとり親家庭支援担当課に問い合わせると、地域ならではの支援制度の情報が得られることもあります。まずは一度相談してみるのもよいでしょう。

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無利子の貸与型奨学金5選

各制度によって対象者や貸与額、申請条件などが異なるので、自分に合った奨学金を見つけるためにしっかりとチェックしましょう。利用する際は返済義務があることを忘れずに、計画的に活用することが大切です。

日本学生支援機構

日本学生支援機構(JASSO)の第一種奨学金は、経済的理由により修学が困難な学生に対して貸与される奨学金です。大学生の場合、国公立大学で月額20,000円〜51,000円、私立大学で月額20,000円〜64,000円の貸与を受けられます。

世帯収入が一定額以下であることなどの条件を満たす必要がありますが、利子は付かないのが特徴です。在学中は無利子で借りられ、卒業後の返済時も利子はつきません。

母子父子寡婦福祉資金貸付

母子家庭、父子家庭及び寡婦を対象とした福祉資金貸付制度です。子供の修学にかかる費用を無利子で借りることができます。

高校生の場合は月額52,000円以内、大学生等は月額146,000円以内で貸付を受けられます。修学期間中は据置され、卒業後に返済が始まります。

教育支援資金

各都道府県の社会福祉協議会が実施している貸付制度です。低所得世帯を対象に、子供の教育費用を無利子で貸し付けています。

大学生の場合、月額6万5千円が上限となっています。世帯の所得によって貸付額の上限が異なるので、詳細は各地域の社会福祉協議会に確認しましょう。

教育ローン

国の教育ローンは、教育費用を低金利で借りられる制度です。ひとり親家庭の場合、通常よりも優遇された条件で利用できます。

融資限度額は350万円で、金利は年1.95%(2024年7月現在)です。返済期間は最長15年となっており、在学中は利子のみの返済とすることも可能です。

高等教育の修学支援新制度

住民税非課税世帯とそれに準ずる世帯の学生を対象とする支援制度です。授業料減免と給付型奨学金を組み合わせることで、学費の負担を大幅に軽減できます。

申込みには所得に関する証明書等の提出が必要となります。支援対象校に通う学生は、ぜひチェックしておきたい制度です。

以上の奨学金制度を上手に活用して、ひとり親家庭の子供たちが安心して学業に専念できる環境を整えていきましょう。一人で悩まずに、周囲に相談することも大切ですよ。

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奨学金申請の注意点4つ

ひとり親家庭を支援する奨学金制度は、子供の教育を後押しする心強い味方です。しかし、申請する際にはいくつか注意すべき点があります。ここでは、奨学金申請時の注意点を4つ紹介します。

収入基準

多くの奨学金制度では、世帯収入が一定以下であることが支給条件となっています。世帯収入の計算には、親の収入だけでなく、学生本人のアルバイト収入なども含まれる場合があります。事前によく確認しておきましょう。

また、収入基準は奨学金ごとに異なるので、複数の奨学金に申請する際は、それぞれの基準を満たしているか丁寧にチェックすることが大切です。

学校指定

中には、特定の学校に通う学生のみを対象とする奨学金制度もあります。出願前に、お子様の通う学校が支援対象に含まれているかどうか、必ず確認しておきましょう。

大学の場合、同じ大学でも学部や学科によって指定が異なることもあるので、注意が必要です。学校のホームページや奨学金窓口で、詳しい情報を入手するようにしてくださいね。

申請期限

奨学金の申請期限は、制度によって様々です。期限を過ぎると、その年度の申請ができなくなってしまうこともあるため、注意が必要です。

年度初めや新学期前に申請が集中することが多いので、早めに準備を始めることをおすすめします。必要な書類の作成などに時間がかかることもありますから、余裕を持ったスケジュール管理を心がけましょう。

継続条件

給付型奨学金の中には、一定の学力水準を維持することが、継続の条件になっているものがあります。成績が基準を下回ると、奨学金が打ち切られたり、給付額が減額されたりする可能性があるのです。

奨学金を受給し始めてからも、お子様が学業に励めるようにサポートすることが大切です。

以上の4点は、奨学金申請時の代表的な注意点ですが、他にも気をつけるべきことはたくさんあります。1つひとつの制度について、よく調べ、理解を深めておくことが何より重要です。分からないことがあれば、学校の先生やカウンセラーに相談してみるのもよいでしょう。

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ひとり親家庭向けのその他支援制度

ここまでひとり親家庭を対象にした奨学金制度を紹介してきましたが、他にも教育費の負担を軽減する支援制度があります。ここでは高校生等奨学給付金と自治体独自の支援について説明します。

高校生等奨学給付金

高校生等奨学給付金は、低所得世帯の高校生に対して支給される給付型の奨学金です。生活保護受給世帯の場合は年額32,300円〜52,600円、市町村民税非課税世帯の場合は年額50,500円〜152,000円が支給されます。

この奨学金を受け取るためには、在学する高校等を通じて申請する必要があります。所得に関する証明書等の提出が求められるので、早めに準備を始めましょう。給付金は原則として学校から生徒本人に支給されます。

自治体独自の支援

お住まいの地域の自治体によっては、ひとり親家庭を対象とした独自の教育支援制度を設けているところもあります。例えば、学用品費や通学費、給食費などの一部を助成する制度などです。

自治体によって支援内容は様々ですから、詳細は居住地の市区町村の教育委員会や福祉課に直接問い合わせてみるのがよいでしょう。子供の教育にかかる費用負担を少しでも軽くできるよう、利用できる制度は積極的に活用していきたいですね。

以上、ひとり親家庭を支援する教育費助成制度を紹介しました。国や自治体による支援策は年々拡充されていますので、最新の情報をこまめにチェックすることをおすすめします。一人で悩まず、周囲に相談しながら、お子さんの学びを後押ししていきましょう。

他の手当や制度について知りたい場合は「シングルマザーの生活や仕事を支える66の手当と支援制度を徹底解説!保存して見返そう!」や「シングルファザーの味方!知って得する12の手当&支援制度|年収420万円でも受けられる?」もご覧ください。

まとめ

月額3万円から年間100万円まで、様々な支援額の制度がありますので、ご家庭の状況に合ったものを見つけてくださいね。地域限定の奨学金もありますので、お住まいの自治体の情報もしっかりチェックすることをおすすめします。

申請の際は、世帯収入や学校指定など、各制度の条件をよく確認することが大切です。ご不明な点は、学校の先生やサポート機関に相談してみましょう。ひとり親家庭を応援する様々な教育支援制度を上手に活用して、お子さんの学びを後押ししていってくださいね。

奨学金制度や手当は都道府県によって手続き等が若干異なることがあります。同じ都道府県で手当を申請している先輩シングルママさん、シングルパパさんとトークアプリ「ペアチル」で情報交換してみてください(^ ^)

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この記事を書いたのは

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