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コラム

2025.04.09

シングルマザーの心の壁を壊す!ポジティブマインドセット養成講座

こんにちは。ひとり親の方限定のトークアプリ「ペアチル」のライターチームです。

シングルマザーとして日々頑張るなかで、経済的な負担や将来の不安、孤独感などさまざまな壁と向き合っている方も多いでしょう。そんな大きな悩みを乗り越え、より前向きに人生を切り拓くためのキーワードとなるのが「ポジティブマインドセット」です。本記事では、シングルマザーが明るい未来を描くために欠かせない「心の土台」の育て方を、じっくり解説していきます。


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目次

なぜ今、マインドセットが重要なのか?

ここでは、シングルマザーが直面する現状の課題と、マインドセットが人生に与える影響について概説します。

シングルマザーの現状と心の課題

シングルマザーが一人で子どもを育てるうえで、経済的な課題は無視できない問題です。たとえば、厚生労働省の資料によると、母子家庭の平均年収は243万円ほどと報告されており、全世帯平均と比べて低い水準にあることがわかります。また、子育てと仕事の両立による時間的な制約もかなりの負担となります。

さらに子どもの貧困率も高い傾向にあり、将来への不安を抱えるシングルマザーは少なくありません。子どもの成長に対する責任感が強く、常にプレッシャーを感じてしまうのも無理はないでしょう。

マインドセットが人生を左右する理由

シングルマザーが困難に立ち向かうためには、行動力や情報収集だけではなく「自分ならできる」と考えられる心の土台が欠かせません。マインドセットを整えると、行動の質や成果、さらには日々の幸福感も大きく変わっていきます。

たとえば、ポジティブマインドセットの人は失敗しても「次はどうすれば成功できるか」と前向きに考え、積極的に再挑戦できるものです。一方、ネガティブマインドセットに陥ると「才能がないからダメだ」と思い込み、新しいチャンスを自分から閉ざしてしまうこともあります。

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シングルマザーが持つべき3つのマインドセット

ここでは、シングルマザーが日々の困難を乗り越え、より豊かで充実した人生を送るために意識してほしい3つの考え方をご紹介します。自己肯定感を高め、変化を楽しみ、そして困難を成長の糧とするマインドセットが大きなカギとなります。

自己肯定感を高める

まず大切なのは、自分を認める姿勢です。「私は何をやってもダメだ」と思い込むと、それ以上の成長や可能性を自らシャットアウトしてしまいます。自分の良いところも悪いところも全てありのままに受け入れましょう。

たとえば毎日、自分のいいところを3つ探して日記に書き留めれば、自分の長所や得意分野が自然と見えてくるでしょう。また、過去の成功体験を振り返ることも、自己肯定感を育む大切な手段です。たとえ小さな成功でも、繰り返し思い出すことで「私にもできる」と思えるようになり、次のチャレンジへの意欲を高めてくれます。

変化を楽しむ

シングルマザーの生活は予想以上に環境がめまぐるしく変わりがちです。仕事と子育てを両立するなかで、突然のトラブルや予期せぬ出来事が起きることもあります。そんなときに「変化は成長のチャンス」と捉えられるかどうかが、ストレスを軽減し、自分を前に進めるポイントです。

たとえば転職を考える際に、「不安だからやめておこう」ではなく、「新しいスキルや環境に出会う機会になるかも」とポジティブにとらえてみると、行動が変わってくるはずです。固定観念を捨て、変化への柔軟性を高めることで、将来的に得られるチャンスは何倍にも広がります。

困難を成長の機会と捉える

人生には予想もしない困難がつきものですが、「学びのチャンス」として捉える姿勢を育むと、次の成功につながる大きな糧となります。困難な状況を乗り越えるために、具体的な計画を立てて実行することが求められます。

たとえば経済的に苦しい状況に直面したとき、「どうにもならない」とあきらめるのではなく、「予算を見直して収支を管理し、職業訓練で新スキルを得よう」など、レジリエンスと行動計画を同時に育ててみましょう。問題解決の枠組みを使いながら「次にどう活かせるか」を考えると、初めは困難に見えた出来事も、自分を成長させる大きなチャンスへと変化します。

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シングルマザーを悩ませるネガティブ思考の罠

ここでは、シングルマザーが陥りやすいネガティブ思考のパターンを取り上げます。自己批判や他人との比較、過去の失敗へのこだわりなど、悪循環を生み出すメンタルの癖に気づき、その対策を意識するだけでも心は軽くなるものです。

自己批判をやめる

自分を責めるクセがあると、必要以上にストレスを抱えてしまいます。失敗があったときに「私はダメだ」と思わず、「ここをこう改善すれば次はうまくいくはず」と考え方を変えると、気持ちが不思議と前向きになります。

また、完璧主義を手放すことも大切です。子どもの世話や家事、仕事まで全てを完璧にやろうとすると、時間も体力も足りなくなるのは当然です。70%の完成度でよしとする柔軟さを身につけるだけで、「自分は頑張っている」と自信を持ちやすくなります。

他人と比較しない

周囲のママさんやSNS上の誰かと比べて自分を「まだまだ」と感じてしまうと、やる気を失ってしまう可能性があります。そんなときは「昨日の自分より成長していればOK」という基準に切り替えてみましょう。子育ての工夫、家計管理のスキル、仕事での成果など、小さな成長に目を向ける方が、自己肯定感は着実に育まれます。他人に嫉妬するより、自分の強みに注目して伸ばしていく姿勢を大切にしましょう。

過去の失敗に囚われない

「以前うまくいかなかったから、また失敗するかも…」と過去を引きずると、未来の可能性まで閉ざしてしまいます。そこで「失敗は経験値」と考え、次のチャレンジに活かす視点を持ってみてください。

具体的には、失敗から得た教訓や改善策をノートに書きだすのがおすすめです。失敗したときの原因を分析し、「次はこう工夫しよう」という方向性をきちんと見いだせれば、ネガティブのループから抜け出しやすくなります。

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子育てと仕事を両立させるためのマインドセット

シングルマザーが仕事と子育てをうまく両立するためには、時間管理や優先順位の付け方、そして周囲の力をいかに借りるかがポイントです。

完璧主義を手放す

完璧を目指しすぎると心身の余裕が失われてしまうので、ときには「手抜き」や「助けを求める勇気」も必要になります。完璧主義を手放すと、ある程度「まあ、これでいいか」と気持ちを切り替える余裕が生まれます。

また、家事代行サービスや時短家電、あるいは周囲の人を頼るなど、「自分の負担を減らす工夫」を積極的に取り入れるのも大切です。

優先順位をつける

効率的に時間とエネルギーを使うためには、優先順位をつけることが重要です。自分にとって何が一番大切かを見極め、価値観に基づいて優先順位を決めましょう。

タスクの消費には、アイゼンハワーマトリクスなどの優先順位付けツールを活用すると、どのタスクを先に行うべきかが明確になります。そして、一週間単位でスケジュールを立てることで、無駄な時間を減らし、効率的にタスクを消費できます。

また、優先順位は定期的に見直し、柔軟に対応することが求められます。すべてのタスクを完璧にこなそうとすると疲れてしまうので、重要なものに集中し、無理なく進めることがポイントです。

助けを求めることを恐れない

ひとりで頑張りすぎないことも子育てと仕事の両立への近道です。

周囲には同じようにシングルマザーとして奮闘している方もいれば、応援してくれる友人や自治体の支援制度など、実はさまざまなサポートが存在しています。「助けてもらって当たり前ではないかな?」と遠慮しすぎず、具体的に「この仕事の締め切り前だけ家事を手伝ってほしい」「子どもの送迎を少しサポートしてほしい」と行動ベースで頼ってみるのがコツです。

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シングルマザーの目標達成を加速させるマインドセット

次に、シングルマザーが具体的な目標を掲げ、実際にそれを着実に実現していくためのヒントを解説します。夢や目標をかなえるには、「なんとなく頑張る」だけではなく、明確な計画と行動が必要です。そして、その行動を続ける源となるのがマインドセットの力なのです。

目標を明確にする

最初のステップは、目標を具体化することです。たとえば、「3か月後に収入を5万円上げる」という風に、数値と期限を定めると行動がブレにくくなります。

目標を常に意識することでモチベーションを維持できるので、毎日目にする場所に貼る、スマートフォンの待ち受け画面に設定するなど、目標を可視化しましょう。モチベーションを高めるには、目標を達成した時の喜びを想像するのも有効です。

計画を立てる

次に、その目標を達成するまでの計画を立て、小さなタスクに分解して日々実行しましょう。計画ができたら、週に1回や月に1回は進捗状況を振り返り、必要に応じて修正することも大切です。大まかに進んでいるようでも、振り返りを怠ると見えないところで歯車がずれてしまうかもしれません。また、無理をすることが前提の計画は挫折につながります。週に1回は休息日を設けるなど、無理のないスケジュールで計画を立てましょう。

行動を継続する

最後に行動を継続する仕組みづくりが欠かせません。毎日、具体的に何を行うか決めておき、タスク管理アプリやカレンダーを活用してやるべきことを可視化すると、モチベーションを維持しやすくなります。

とくに子育てと仕事を抱えるシングルマザーは忙しいので、「今日やることを忘れていた」「優先順位を見失った」という事態を最小限に抑える工夫が必要です。継続して行動を積み重ねれば、大きな目標も少しずつ実現に近づいていくでしょう。

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シングルマザーのマインドセットを育む30の習慣

ここでは、前向きな変化をもたらすためにおすすめの30の習慣を具体的にご紹介します。どれも一度に全部やる必要はありません。自分に合いそうなものから少しずつ取り入れていくのがポイントです。

1. 目標とビジョンを明確にする

自分がどんな人生を送りたいのか、まずは大きなビジョンを描くところから始めましょう。ビジョンボードを作ったり、理想の1日を文章化したりすると、思考の軸ができて行動がぶれにくくなります。

目標が曖昧だとモチベーションも下がりがちなので、SMARTの法則(Specific: 具体的・Measurable: 測定可能・Achievable: 達成可能・Relevant: 関連性がある・Time-bound: 期限がある)を活用して、より明確に設定すると行動がスムーズになります。

2. 「成長思考(グロースマインドセット)」を持つ

「自分には才能がないから…」と考える固定思考を手放し「努力次第で伸ばせる」というグロースマインドセットを採用すると、失敗や困難への対応が前向きになります。失敗を人格否定と結びつけないで、「じゃあ次はどうすればうまくいくかな?」と行動を修正しながら続けることで、成長のスピードは飛躍的に上がるでしょう。

3. ネガティブなセルフトークを客観視する

落ち込んだときについ出てくる「どうせ私なんて…」のような言葉に気づき、それを「やってみよう」「まだできる」と言い換える練習をすると、気持ちが切り替わりやすくなります。無理にポジティブすぎる言葉を使う必要はありませんが、根拠のないネガティブを続けるよりは「可能性」に目を向ける方が、結果的に行動を増やすきっかけになります。

4. 小さな成功体験を積み重ねる

大きな目標だけを追うより、1日に3つの小さなタスクを達成するといったレベルで成功体験を積むと「自分にもできる」と感じる機会が増えます。大きな目標だけを追い続けると挫折しやすいので、細かいステップと成功の体験をこまめに味わうことが大切です。

5. 批判・失敗を「学びの機会」ととらえる

ネガティブなフィードバックも、次の行動をレベルアップさせる材料になります。そう考えれば他人からの指摘によって視野が広がったり、失敗によって新たなスキルを身につけるきっかけを得られたりするわけです。行動や結果を客観的に評価して、次の改善策を立てていくと、確実にステップアップにつながります。

6. 定期的な「自己分析」と振り返り

毎日の日記や週次レビューで自分の感情と行動を振り返ると、思考パターンのクセや課題が見えてきます。そこで問題点や改善策を洗い出し、次の週に活かせれば、少しずつ目標へ近づけるでしょう。反省だけで終わらないよう、かならず具体的な修正行動を決めることが大切です。

7. 環境や人間関係を見直す

周りにネガティブな言葉ばかり投げかける人がいると、自分の思考も引きずられることがあります。反対に、向上心あふれるコミュニティや応援してくれる仲間に囲まれると、いつの間にか自分も前向きになれるものです。シングルマザー同士の情報交換ができるコミュニティを探すのもおすすめです。

8. 小さな行動を積み重ねる

大きな目標を前にすると「やる気がでない」というときでも、まずは5分だけ机に向かうなど小さな行動を始めると、徐々にエンジンがかかることが多いです。意志力よりも、仕組みやルーティンを利用して行動を後押しすると長続きしやすくなります。

9. 過去の成功例やヒーローのストーリーから学ぶ

成功した起業家や憧れの人物がどんな困難を乗り越えたのかを知ると、「私もやってみよう」と思えます。ただし、憧れで終わらず「どの部分を自分に取り入れられるか?」を具体的に考えることがポイントです。

10. 「思考のクセ」を見つける

過度に心配したり、自分の成果を過小評価したりするクセがある人は、自分でも気づきづらいものです。日々の思考パターンをノートに書き出して客観的に分析すると、「また同じ落とし穴にハマってる」と早めに気づけます。行き詰まったらカウンセリングやコーチングを活用するのも有効です。

11. ビジュアライゼーション(イメージトレーニング)

目標達成後の自分を五感でイメージすると、なぜか行動がしやすくなります。たとえば「引っ越しした新居できれいに片付いたリビングで子どもとくつろいでいるシーン」を思い浮かべ、そこへ向かう行動を日々積み重ねます。ただし、想像だけで終わらず、現実的な計画を立てることを忘れないようにしましょう。

12. 現状の「快適ゾーン(コンフォートゾーン)」を広げる

慣れた場所や行動だけに留まると、成長の機会を逃してしまいます。少し苦手な分野の学習に挑戦したり、新しい仕事にチャレンジしたりして「コンフォートゾーン」を少しずつ広げていくと、できることが増え、自信も培われます。

13. ポジティブとネガティブをバランスよく

楽観的になることと危機管理を考えることは両立します。常にポジティブすぎるとリスクを見逃し、慎重すぎると行動を起こせません。大切なのは、リスクを客観的に見極めながらも「でも挑戦してみたい」と思えるポイントを探すことです。

14. 「セルフケア」で心身を整える

健康を維持することでメンタルも安定します。十分な睡眠や栄養、ゆったり過ごす時間などを意識的に確保すると、イライラや焦りを感じにくくなり、結果的にマインドセットの維持にも役立ちます。適度な運動やヨガ、瞑想など好きなリラクゼーション法も取り入れてみてください。

15. 意志力だけでなく「仕組み」化する

毎日決まった時間に学習する、進捗を記録するツールを使うなど、行動を自然に続けられる土台を作ると習慣化しやすくなります。意志力に頼りすぎると疲弊してしまうので、やる気に頼らずできる環境や仕組みでサポートしましょう。

16. 感謝の気持ちを育む

小さなことでも感謝できると、「私は意外と恵まれているんだな」とポジティブな要素に気づきやすくなります。ありがたいなと感じた出来事を毎日3つ書き留めるだけでも、前向きな心が育ちます。自分や周りを認める土台ができるので、自己肯定感を高めるうえでも大切な習慣です。

17. 「他人との比較」から「昨日の自分との比較」へ

誰かと比べて落ち込む前に「1年前の自分より成長できているか?」という視点を持つと、心が安定します。他人の成功をそのまま自分に当てはめるのではなく、自分の強みと過去の成長をふり返りながら、少しずつ前進していくことが大切です。自己肯定感を他者評価だけに依存しないよう注意しましょう。

18. アファメーション(肯定的自己宣言)を使う

「私には価値がある」「新しいことを学ぶのが楽しい」というように肯定的な言葉を習慣的に唱えると、自己イメージが自然に高まります。非現実的すぎる場当たり的な言葉は逆効果ですが、自分の目標や行動に沿った宣言なら、心を前向きにしてくれます。

19. 「時間」の使い方を工夫する

朝型が得意なら朝の時間に重要タスクを済ませ、夜型なら夜の間に集中するなど、自分にあったリズムを知っておきましょう。ダラダラした時間を減らすと、「私はちゃんとやれている」という感覚が得やすくなります。

20. 他人に貢献する気持ちを持つ

自分のことだけを考えるより、「誰かの役に立つ」ことを目指すほうが幸福感が高まりやすいとも言われます。地域のボランティア活動や、同じ境遇の人との情報共有などを通じて「ありがとう」と言われる機会が増えると、自己効力感も高まります。

21. 成果だけでなく「過程」も評価する

結果がうまくいかなかったとしても、その途中で学んだことや試した新しいやり方に目を向けると、前向きになります。成功に至るためのプロセスを大事にすると、失敗があっても立ち止まらずに進みやすいでしょう。

22. フィードバックを積極的に取りに行く

人にアドバイスされたり、客観的な意見をもらうと、自分では気づかない改善点がわかります。職場やコミュニティで、自分の行動に対するフィードバックを求めてみましょう。アドバイスを取り入れるかどうか最終判断をするのは自分ですが、多角的な情報を得ることで視野が広がり、より良い選択ができるはずです。

23. 失敗の原因を「行動・戦略」に帰属させる

強い自己否定につなげるのでなく、「準備不足だった」「戦略が間違っていた」と分析すれば、どう修正すればいいかが自然と見えてきます。他責ばかりしてしまうと自分でコントロールできる部分が見えなくなるので要注意です。

24. 「やらないことリスト」を作る

時間を無駄にする習慣や、優先度が低いのに意外と時間を取られる行動を排除するだけでも、かなり自由度は変わります。SNSや動画視聴など、気がつけば何時間も費やしていないか見直してみましょう。

25. 自分だけの「成功の定義」を持つ

世の中の常識や周りの評価に流されず、「自分が幸せを感じる状態」を明確にすると、目指すべきゴールがはっきりします。たとえば、「収入を増やしたい」だけでなく、「子どもと一緒に過ごす時間も大切にしたい」など、何を成功と見るかは人それぞれです。

26. ビジョンボードや目標リストを可視化

頭の中で思い描くだけでなく、目に見える形にして壁に貼ったりしておくと、日々意識しやすくなります。月に1回でもいいのでアップデートし続けると、目標に対するモチベーションが長持ちしていきます。

27. 「焦点化」する対象をコントロール

嫌なニュースや他人の悪口などに意識を奪われすぎないよう、自分から積極的にポジティブな情報を取りに行くと気持ちが切り替わります。ただし、問題に直面したときは向き合う必要があるので、都合の悪いことから逃げ続けないようできる限りバランスを保ちましょう。

28. リフレーミングでポジティブに捉え直す

同じ出来事でも、「失敗」で終わらせるのか「いい経験になった」と思うのかで心の在り方が変わります。たとえば「子どもの進路で苦労している」なら、「将来を一緒に考える貴重な時間」という風に意味づけを変えてみると、新たな視点が生まれます。

29. ストレスや感情のマネジメント手法を学ぶ

適度な運動や深呼吸、マインドフルネス瞑想、あるいは好きな趣味との時間など、自分に合ったストレス解消法を覚えておくと、感情のアップダウンが激しいときでも落ち着きを取り戻しやすいです。早めのケアが大切なので、「今はちょっとマズいかも」と思ったらすぐ行動に移しましょう。

30. 自分を信じる力を育む

最初は小さなアクションで構いません。日々の習慣をクリアして「これならできるかもしれない」という成功体験を積み重ねるうちに、自己効力感が高まります。逆に、高すぎる目標を設定してしまい挫折ばかりだと自信を失ってしまうので、達成可能な計画で少しずつ成長していくのがおすすめです。

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シングルマザーが陥りやすいマインドセットの落とし穴

ここでは、シングルマザーにとって特に注意したい3つの落とし穴をご紹介します。自分を責めすぎてしまう、他人の意見に振り回される、そして将来への不安にとらわれるといった思考パターンに早めに気づき、対策をとることが大切です。

自分を責めてしまう

「なんで私はこんなに不器用なんだろう…」と自分を責め続けると、前向きに踏み出す力がそがれます。完璧にできなかった点ばかりを見ずに、「今日頑張れた点」「ここはうまくいった点」にフォーカスして自己肯定感を高めてください。心理カウンセリングや同じ境遇の仲間との対話も有効です。ときには、「失敗しても自分は人間としての価値がある」と言い聞かせ、心を落ち着かせる習慣を身につけましょう。

他人の意見に振り回される

親や友人からの「こうしたほうがいい」「そんなの無理」という言葉に左右されすぎると、何をどう決めればいいのか混乱してしまいます。情報収集することは大事ですが、最終的な行動を決めるのは自分自身だという意識を忘れないようにしましょう。自分の軸を明確にし、取り入れるべき意見とそうでない意見を峻別できる力こそ、シングルマザーとして自立していくための大切な土台です。

将来への不安にとらわれる

経済状況や子どもの将来、再婚問題など、不安を挙げればきりがありません。そこで大事なのが「今この瞬間」に集中する意識です。マインドフルネス瞑想や深呼吸で頭をクリアにし、「いま自分は何に取り組めるのか」を考えましょう。また、将来のビジョンをワクワクしながら思い描くトレーニングをすると、不安だけに支配されずに具体的行動へ移しやすくなります。前を向きつつ必要な情報を調べ、具体的な解決策を探せば、意外と実践できるサポート制度や職業訓練などが見つかることも多いです。

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まとめ|心の翼を広げ、軽やかに未来へ!

ここまで、シングルマザーが前向きに生きるためのマインドセットとその育て方についてお伝えしました。すべてを一度に変えるのは大変ですが、少しずつでも考え方と行動の習慣を積み重ねれば、必ず心の壁を超えて未来を切り拓く力は高まっていきます。

  • 今の自分の思考パターンや行動を客観的に見て、目標をできるだけ具体的に設定する
  • 小さな成功体験や習慣をコツコツ積み重ねることで、自己肯定感やモチベーションを高める
  • 失敗を恐れず、周囲の支援制度や仲間の力を上手に借りながら、柔軟に行動を続ける

あなたがこれからシングルマザーとして前に進むとき、ぜひ「マインドセット」に目を向けてみてください。心の持ち方を少し変えるだけで、毎日の生活や将来の可能性が大きく変わっていきます。まずはできそうな一歩から軽やかに未来へ進んでいきましょう。


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この記事を書いたのは

ペアチルライターチーム

ひとり親限定のトークアプリ「ペアチル」ライターチームです。家計・仕事・子育て・家事など、ひとり親の方の生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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