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コラム

2024.06.21

シングルマザーが食費を抑えるための実践ガイド!1ヶ月分の献立案や食糧支援情報も紹介しています。

こんにちは。ひとり親の方限定のトークアプリ「ペアチル」のライターチームです。

シングルマザーの方が直面する食費の問題は、日々の生活において大きな負担となっています。特に、物価の上昇や収入の不安定さが重なると、食費のやりくりは一層難しくなります。

本記事では、シングルマザーが無理なく食費を節約するための具体的な方法や支援制度について詳しく解説します。

読者の皆さんが少しでも生活の負担を軽減し、安心して子育てに専念できるような情報を提供することを目的としています。

ガイドのようにとても長い記事になっています。必要なところだけをお読みください!何度でも読み直せるようにブックマークしておきましょう!


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シングルマザーの食費の現状

総務省の家計調査*1によると、母子家庭・シングルマザー世帯(母親と20歳未満の子供のみの世帯)の生活費の平均値は月236,606円です。

内訳は以下の通りです。

  1. 食費:56,717円
  2. 住居:25,938円
  3. 光熱・水道:18,896円
  4. 家具・家事用品:7,431円
  5. 被服及び履物:9,540円
  6. 保健医療:7,127円
  7. 交通・通信:29,653円
  8. 教育:21,538円
  9. 教養娯楽:20,168円
  10. その他の消費支出:39,598円

食費は5万円ちょっとですね。この金額が目安になります。あなたの月の食費はいくらくらいでしょうか?

物価高騰によってひとり親家庭にはどのような影響があるか?

認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパンが行ったアンケート調査では、回答したシングルマザーの88%が1か月の食費を6万円未満に抑えており、中には4人家族で1万円未満、6人家族で3万円未満という厳しいケースもありました*2。

食費節約のため、肉や魚、野菜の購入を控えたり、自分の食事量を減らしたりしているシングルマザーが6割以上に上っています*3。子どもに十分な食事を与えられないと回答した割合も、2年前の46%から60%に増加しました*4。

主食のお米やパン、麺類の購入すら切り詰めているシングルマザーが4人に1人おり、食費を削るしかない状況で栄養バランスが偏ることを懸念する声が多数寄せられています。働いて収入を増やそうにも、その分児童扶養手当が減額されるため、生活が楽にならないジレンマを抱えるシングルマザーもいます*5。

このように物価高騰によって食費など家計で困るシングルマザーが増加している状況です。そこで少しでも食費を節約できるような方法や補助金などについて紹介していきます。

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シングルマザーが食費を節約するためにできること・方法

シングルマザーが食費を節約するためにできること・方法をご紹介していきます!

少しでも参考になれれば嬉しいです><

1週間分の献立を立てる

まず、献立を立てることが大切です。1週間分の献立を考えて、必要な食材をリストアップしましょう。そうすることで、無駄な買い物を避けられます。買い物に行くのは週に1回にまとめるのがおすすめです。週に何度も買い物に行くのは大変すぎますし、そんな時間もないですしね…泣

1週間分の献立を立てるコツをご紹介していきます。

まず大切なのは、1週間分の予定を確認することです。平日は仕事で遅くなる日や、子どもの習い事がある日など、時間に余裕がない日を把握しましょう。そういう日は、あらかじめ作り置きしておいた料理や、短時間で作れる簡単メニューを取り入れると良いと思います。

次に、1週間を通して栄養バランスが偏らないように、メインのタンパク質を意識して献立を考えましょう。例えば、お肉、魚、卵、大豆製品などをバランス良く取り入れるのがポイントです。メインが決まったら、野菜を中心とした副菜を1〜2品加えれば、献立の骨組みができあがります。

献立を考えたら、1週間分の食材をまとめて買い物リストを作成しましょう。まとめ買いできるものは多めに購入し、下ごしらえして冷蔵庫や冷凍庫で保存しておくと便利ですよ。特に野菜は、切ったりゆでたりしておけば、料理の時短になります。

料理を作る際は、調理時間の短い料理と、少し時間がかかる料理を組み合わせるのがおすすめ。例えば、煮物と炒め物、焼き物と和え物など、調理法のバランスを考えると良いでしょう。作り置きおかずを常備しておけば、あとは主食とみそ汁やスープなどを用意するだけで、あっという間に食事が完成します。

最後に、献立作りが苦手だという方は、料理レシピサイトやアプリを活用してみてください。献立のアイデアが豊富に掲載されているので、参考になりますよ。慣れてくれば、自分オリジナルの献立が簡単に作れるようになります。

例えば、以下のような料理レシピサイトやアプリがありますよ!

  1. クックパッド:料理レシピ数No.1の人気サイト。献立機能や冷蔵庫にある食材でレシピ検索ができる。
  2. 楽天レシピ:料理レシピ数が豊富。人気料理家のレシピや献立機能が充実。
  3. Nadia(ナディア):料理レシピ動画が豊富。top5の人気レシピが毎日更新される。
  4. オレンジページnet:オレンジページ誌のレシピが満載。献立コーナーや旬の食材を使ったレシピが豊富。
  5. DELISH KITCHEN(デリッシュキッチン):料理初心者でも分かりやすいレシピ動画が人気。献立機能も便利。
  6. me:new(ミーニュー):最長1週間分の献立を自動で作成。大人用と子ども用の献立を一緒に提案。
  7. meek(ミーク):シンプルで使いやすい献立メモアプリ。自分の料理レシピを登録して献立が作れる。
  8. kurashiru(クラシル):料理レシピ動画で有名。アプリ内でレシピ動画を見ながら調理ができる。

旬の食材を選ぶ

シングルマザーの皆さん、食費を節約するためには、旬の食材を選ぶことがとても大切です。旬の食材には、味や栄養価、価格の面で多くのメリットがあります。

まず、旬の食材は味が良いことが挙げられます。旬の時期は、その食材が最も成熟し、本来の味わいを持つ時期です。例えば、夏のトマトは甘みが強く、冬のほうれん草は甘みと旨味が凝縮されています。旬の食材を選ぶことで、調味料を控えめにしても十分においしい料理を作ることができるでしょう。

次に、旬の食材は栄養価が高いという特徴があります。旬の時期は、その食材が最も栄養を蓄える時期でもあるのです。例えば、冬のほうれん草のビタミンC含有量は、夏の3倍にもなります。旬の食材を選ぶことで、バランスの取れた栄養を効率的に摂取できます。

さらに、旬の食材は価格がお手頃なことが多いです。旬の時期は収穫量が多いため、市場に出回る量も増え、価格が下がる傾向にあります。また、輸送コストや保存コストも抑えられるため、旬の食材は非常にお財布に優しい選択肢だと言えます。

加えて、まとめ買いで節約するのも良い方法です。保存のきく食材を選んで、少し多めに購入しておくと、買い物の回数を減らせるだけでなく、安い時に多めに買っておくことで節約にもつながります。

ただし、まとめ買いする際は、食材の保存方法に気をつける必要があります。例えば、根菜類は新聞紙に包んで風通しの良い冷暗所で保存し、肉や魚は小分けにして冷凍保存するなど、食材に合った保存方法を選びましょう。

このように、旬の食材を選ぶことは、味や栄養、価格の面で多くのメリットがあります。まとめ買いと適切な保存方法を合わせることで、さらに食費の節約につなげることができるでしょう。ぜひ、旬の食材を上手に取り入れて、おいしく、健康的で、お財布にも優しい食生活を送ってくださいね!

お米を少量パックを買うのではなく、一括で買う

お米は食費の中で大きな割合を占めるので、ネットで大量購入するのがおすすめです。10kgのお米を一括で買う方が、少量パックを買うよりもずっとお得になります。

ただし以下の注意点に気をつけてください!

①長期保存に適さない

お米は生鮮食品と同様に長期保存には向きません。特に夏場は高温多湿になりやすく、虫やカビが発生しやすいので注意が必要です。専用の保存庫がない場合は、大量購入は避けた方が無難でしょう。

②保管場所の確保

大量のお米を保管するには、適切な保管場所の確保が必要不可欠です。お米の保存に最適な温度は15℃前後、湿度は55〜75%程度です。直射日光を避け、風通しの良い冷暗所で保管しましょう。台所のシンク下は湿気がこもりやすいのでお米の保管には不向きです。

③保存容器の準備

お米は酸化しやすく、虫やカビの発生リスクもあるため、密閉性の高い保存容器に移し替えることが大切です。ペットボトルやチャック付きの袋などを活用しましょう。お米専用の保存袋を使うのもおすすめです。

④使い切る計画を立てる

大量に購入したお米は、計画的に使い切ることが肝心です。1〜2ヶ月以内に食べきれる量を目安に購入しましょう。古くなったお米から順番に使うよう心がけましょう。

⑤臭いの移り対策

お米は臭いが移りやすいので、ニンニクなどの臭いの強い食材と一緒に保管しないよう注意が必要です。密閉容器に移し替えるか、臭いの出るものとは距離を置いて保管しましょう。

調味料は最小限に抑えて、シンプルな味付けにする

調理の際は、調味料を最小限に抑えてシンプルな味付けを心がけましょう。加工食品や惣菜の購入も控えめにして、自炊を中心に。作り置きをしたり、冷凍保存できるものは作り置きしておくと良いですね。

余った食材でリメイク料理

食費を節約するためには、余った食材を無駄なく使い切ることがとても大切です。リメイク料理に活用することで、食材を捨てずに新しい料理を楽しむことができます。

例えば、余ったご飯は、チャーハンや炒飯、オムライス、ドリアなどにアレンジできます。野菜の切れ端は、炒め物やスープ、カレーなどに入れると良いでしょう。余った肉や魚は、そぼろやあんかけ、サラダなどに活用できます。パンの耳は、ラスクやクルトンにするのもおすすめです。

リメイク料理を作る際は、冷蔵庫にある食材を組み合わせて、一品料理を作るのが良い方法です。例えば、余ったご飯と野菜、卵を組み合わせて、チャーハンを作ったり、余ったパスタとツナ缶、トマト缶を組み合わせて、パスタ料理を作ったりできます。

また、リメイク料理を作る際は、味付けを工夫することも大切です。余った料理をそのまま再加熱するだけでは、味が単調になりがちです。そこで、醤油やみりん、酢、ごま油など、冷蔵庫にある調味料を上手に使って、味に変化をつけると良いでしょう。

さらに、リメイク料理は、作り置きにも適しています。例えば、余ったカレーをリメイクしてドリアを作り、冷凍保存しておけば、忙しい日の夕食にすぐ活用できます。リメイク料理を作り置きすることで、食材の無駄を減らすだけでなく、料理の手間も省くことができるのです。

私はよく、5日程度分のカレーをいっきにつくり、カレーライス・カレーうどん・カレーパスタ・カレー炒飯・カレーグラタンなどを食べまわししていました笑

リメイク料理を作る際は、食材の組み合わせや味付けを工夫し、冷蔵庫にある食材を無駄なく使い切ることを心がけましょう。また、作り置きを活用することで、時間の節約にもつながります。ぜひ、リメイク料理を上手に取り入れて、食費の節約と食材の有効活用を実践してくださいね。

100均やプライベートブランドの活用

お弁当やおやつを自分で作ることは、食費節約の大きなポイントです。市販のお弁当やおやつは便利ですが、自分で作れば材料費だけで済むので、かなりの節約になります。

お弁当作りのコツは、前日の夕食の残りを活用することです。例えば、焼き魚や煮物、カレーなどの残りは、そのままお弁当のおかずになります。作り置きおかずを活用するのも良いでしょう。野菜の煮物やきんぴらなど、日持ちするおかずを作っておけば、お弁当作りがぐっと楽になります。

おかずを詰める際は、彩りを意識すると良いでしょう。緑や赤、黄色など、色とりどりの食材を使うことで、見た目も楽しいお弁当になります。ミニトマトやブロッコリー、人参などの野菜は、彩りを添えるのに最適です。

おやつ作りも、工夫次第で節約できます。例えば、ホットケーキミックスを使えば、パンケーキやマフィン、クッキーなど、様々なおやつが作れます。余った野菜や果物を使ってマフィンを作るのも良いアイデアです。

また、100均やプライベートブランドの商品を上手に活用するのもおすすめです。100均では、お弁当箱やおかず入れ、おやつ作りに必要な道具が手頃な価格で揃います。

シリコン製の型や紙製のカップなど、再利用できるアイテムを選ぶと良いでしょう。プライベートブランドの食材も、品質が良くリーズナブルなものが多いです。例えば、お米やパスタ、調味料など、基本的な食材はプライベートブランドを選ぶだけで、かなりの節約になります。

ただし、お弁当作りやおやつ作りは、時間と手間がかかることも事実です。忙しい朝は、サンドイッチやおにぎりなど、簡単に作れるお弁当を選ぶと良いでしょう。おやつも、ヨーグルトや果物など、手軽なものを選ぶのがおすすめです。

このように、お弁当やおやつを自分で作ることは、食費節約に大きく貢献します。前日の残り物や作り置きおかずを活用し、彩りを意識して詰めれば、見た目も味も満足のいくお弁当が作れるでしょう。

おやつ作りも、ホットケーキミックスや余った食材を活用すれば、バリエーション豊かに楽しめます。100均やプライベートブランドの商品を上手に取り入れることで、さらに節約効果がアップします。ぜひ、お弁当やおやつ作りを食費節約の習慣にしてみてくださいね。

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食費を節約するための1週間のレシピ・献立案を1ヶ月分考えてみた

食費を節約するための献立レシピを1週間ごとに5パターン考えてみました!予算等は地域によって価格が異なると思いますので、あくまでも目安程度にしてください。

では、一つずつ紹介していきます。

<献立パターン1>

月曜:鶏のから揚げ、キャベツの塩昆布和え

火曜:豚キムチ炒め、ほうれん草のナムル

水曜:カレーうどん、小松菜のおひたし

木曜:アジの南蛮漬け、大根とワカメの味噌汁

金曜:ロコモコ丼、ブロッコリーのサラダ

土曜:鶏肉のクリーム煮、コーンスープ

日曜:焼きそば、ミニトマトとツナのサラダ

■買い物リスト

鶏もも肉 300g

豚こま切れ肉 200g

アジ 2尾

合いびき肉 200g

キャベツ 1/2玉

ほうれん草 1束

小松菜 1束

大根 1/2本

ブロッコリー 1株

ミニトマト 1パック

玉ねぎ 2個

うどん 2玉

ご飯 3合

焼きそばソース 1本

その他の調味料

■予算の内訳

肉類:1,000円

魚介類:300円

野菜類:800円

その他:900円

<献立パターン2>

月曜:豚肉の生姜焼き、小松菜のおひたし

火曜:親子丼、わかめと長ネギの味噌汁

水曜:サバの味噌煮、ほうれん草のごま和え

木曜:肉じゃが、ブロッコリーのごま和え

金曜:カレーライス、キュウリの酢の物

土曜:豚肉とキャベツの炒め物、もやしとニラの中華スープ

日曜:オムライス、コーンスープ

■買い物リスト

豚ロース肉 300g

鶏もも肉 200g

サバ 2枚

牛薄切り肉 200g

卵 1パック

小松菜 1束

ほうれん草 1束

ブロッコリー 1株

キュウリ 2本

キャベツ 1/2玉

もやし 1袋

長ネギ 1本

玉ねぎ 2個

じゃがいも 2個

ご飯 4合

カレールー 1箱

その他の調味料

■予算の内訳

肉類:1,200円

魚介類:200円

野菜類:800円

その他:800円

<献立パターン3>

月曜:豚肉の味噌漬け焼き、小松菜のおひたし

火曜:オムレツ、キャベツのスープ

水曜:鶏肉とナスの甘酢炒め、ほうれん草のごま和え

木曜:サンマの塩焼き、大根の煮物

金曜:豚丼、わかめと長ネギの味噌汁

土曜:ビーフシチュー、ブロッコリーのサラダ

日曜:焼きうどん、ミニトマトとツナのサラダ

■買い物リスト

豚こま切れ肉 300g

鶏もも肉 200g

サンマ 2尾

牛薄切り肉 200g

卵 1パック

小松菜 1束

キャベツ 1/2玉

ナス 2本

ほうれん草 1束

大根 1/2本

ブロッコリー 1株

ミニトマト 1パック

長ネギ 1本

玉ねぎ 2個

うどん 2玉

ご飯 3合

その他の調味料

■予算の内訳

肉類:1,000円

魚介類:300円

野菜類:900円

その他:800円

<献立パターン4>

月曜:鶏肉の照り焼き、ブロッコリーのおかか和え

火曜:豚肉とキャベツの味噌炒め、大根の味噌汁

水曜:卵とじうどん、小松菜のおひたし

木曜:鮭のムニエル、ほうれん草のバターソテー

金曜:麻婆豆腐、もやしのナムル

土曜:ハンバーグ、コールスローサラダ

日曜:焼きカレー、ミニトマトとツナのサラダ

■買い物リスト

鶏もも肉 300g

豚こま切れ肉 200g

鮭 2切れ

合いびき肉 200g

木綿豆腐 1丁

ブロッコリー 1株

キャベツ 1/2玉

大根 1/2本

小松菜 1束

ほうれん草 1束

もやし 1袋

ミニトマト 1パック

玉ねぎ 2個

うどん 2玉

ご飯 3合

カレールー 1箱

その他の調味料

■予算の内訳

肉類:1,100円

魚介類:400円

野菜類:800円

その他:700円

<献立パターン5>

月曜:焼きそば、ミニトマトとツナのサラダ

火曜:親子丼、わかめと長ネギの味噌汁

水曜:豚肉とキャベツの炒め物、ほうれん草のおひたし

木曜:鮭の塩焼き、大根と油揚げの煮物

金曜:カレーライス、キュウリの酢の物

土曜:肉じゃが、ブロッコリーのごま和え

日曜:オムライス、コーンスープ

■買い物リスト

豚こま切れ肉 200g

鶏もも肉 200g

鮭 2切れ

牛薄切り肉 200g

卵 1パック

キャベツ 1/2玉

ほうれん草 1束

大根 1/2本

ブロッコリー 1株

ミニトマト 1パック

キュウリ 2本

長ネギ 1本

玉ねぎ 2個

じゃがいも 2個

油揚げ 2枚

ご飯 4合

焼きそばソース 1本

カレールー 1箱

その他の調味料

■予算の内訳

肉類:1,000円

魚介類:400円

野菜類:900円

その他:700円

いかがでしたでしょうか?少しは献立づくりの参考になれれば嬉しいです。

予算内に抑える工夫

ただ、確かに予算内で食材を揃えるのは難しいと感じるかもしれません。食材の価格は地域や店舗、季節によって変動するので、提示した予算通りにはいかない場合もあるでしょう。

特に、肉類や魚介類は価格の変動が大きいので、予算オーバーになりがちです。また、野菜も季節外れのものは割高になる傾向があります。

ただ、工夫次第で予算内に収めることは可能です。以下のようなポイントを意識してみてください。

①特売品を活用する

スーパーの折り込みチラシやウェブサイトをチェックして、特売品を上手に活用しましょう。肉類や魚介類の特売日に合わせて献立を立てるのも良い方法です。

②旬の食材を選ぶ

旬の食材は味も良く、価格も手頃です。季節の野菜を取り入れることで、予算を抑えられます。

③業務スーパーやディスカウントストアを利用する

業務用食材を扱うスーパーやディスカウントストアは、一般のスーパーよりも安く食材が購入できます。まとめ買いにも適しています。

④肉類や魚介類の量を調整する

献立の中で、肉類や魚介類の量を少し減らして、野菜の量を増やすことで、予算を調整できます。

⑤手作りを心がける

加工食品や惣菜を購入するよりも、手作りする方が安上がりです。時間がない時は、作り置きおかずを活用しましょう。

もちろん、毎回予算内に収めるのは難しいかもしれません。時には予算オーバーになってしまう週もあるでしょう。でも、平均して予算内に収まるように心がければ、食費の節約につながります。

大切なのは、無理のない範囲で工夫することです。一度にたくさんの献立を立てるのは大変かもしれません。最初は1週間分から始めて、徐々に慣れていくのが良いでしょう。

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ひとり親家庭向けの食糧支援を活用しよう!

フードバンク事業

フードバンクは、企業や個人から寄付された食品を、生活に困窮しているひとり親家庭などに無料で提供する活動です。「グッドごはん」というフードバンク事業では、月1回のペースで食料パックを宅配便で送付しています。食料パックには必要な食品が一通り揃っており、家庭の食事を支えています。

こども食堂・無料配付会

こども食堂は、地域のボランティアが子どもたちに栄養バランスの取れた食事を提供する取り組みです。コロナ禍では対面での食事提供が難しくなり、フードデリバリーに切り替えた事例もあります。浜松市では、ひとり親家庭向けの食料品無料配付会も開催されているようです。「●●(お住まい地の地域名) 食料品無料配布」などのキーワードで検索して探してみてください!

民間団体の緊急支援

コロナ禍で経済的に厳しい状況に置かれたひとり親家庭に対し、こども家庭庁が令和5,6年度にひとり親家庭等のこどもの食事等支援事業を公募しており、採択された民間団体が食料の緊急支援を行っている事例もあります。

また、サッカー選手の長友佑都氏が立ち上げたひとり親支援プロジェクト「#ひとり親をみんなで支えよう」では、ひとり親家庭への食料支援を実施していたこともありました。

食育の支援

済生会向島病院では、ひとり親家庭の食育支援を目的に、管理栄養士監修のレシピブックを作成・配布しています。仕事と育児に追われるひとり親家庭が、手軽に栄養バランスの取れた食事を作れるよう支援している事例もありますね。

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実際にシングルマザーが食費を節約するためにしていることを紹介!

2人の息子を育てるシングルマザーDOKINさんの特集

読売テレビ「かんさい情報ネット ten.」の特集で、人気インスタグラマー「DOKIN」さんを密着取材した内容が紹介されています。

DOKINさんは、節約できて簡単なのに、がっつりお腹を満たせるレシピを考案し、インスタグラムで発信しています。フォロワーは30万人以上で、中でもフライパンだけで作れるチャーシューのレシピ動画は33万回以上、じゃがいもを使ったピザのレシピ動画は100万回以上再生されている人気ぶりです。

DOKINさんは2人の息子を育てるシングルマザーで、SNSの世界に飛び込んだ裏には、人生を揺るがす出来事がありました。夫と別居中、長男が中学2年の時に不登校になり、病院で「起立性調節障害」と診断されたのです。DOKINさんは息子と一緒に病気と向き合うため、仕事を辞めて子どもとの時間を優先することにしました。

そんな中、料理を生かしてSNSの仕事を選んだのは、いつでも子どもたちのそばにいられ、自宅で仕事が完結できるからでした。毎日の買い物では、夕方に割引シールが貼られた安い食材を求めて遠方まで出向き、その日安い食材で作る料理を決めています。安くても彩りと栄養バランスに妥協しないのが、母としてのこだわりなのだそうです。

息子さんたちも、DOKINさんの作る料理をいつも残さず綺麗に食べてくれるのが何よりの喜びだと話していました。

愛情たっぷりの料理で、家族の絆を深めているDOKINさん。苦難を乗り越えて、前を向いて生きる姿が印象的でした。

Sawa’s life|食費1.5万円にするためにシングルマザーが辞めたこと10選

こちらの動画では、娘さんと2人暮らしをしているシングルマザーの方が、食費を月1.5万円に抑えるために実践している節約術を10個紹介しています。

以前は食費が月7万円かかっていましたが、現在は1.5万円に抑えることに成功しています。紹介された10個の節約術は以下の通りです。

  1. 外食をやめる
  2. コンビニで買わない
  3. 子供の習い事をやめる
  4. 子供服は安いものを買う
  5. おもちゃは100均で揃える
  6. 化粧品は100均で揃える
  7. お菓子は我慢する
  8. 野菜は八百屋で買う
  9. 肉は100g50円以下のものを買う
  10. 冷凍食品は買わない

特に食費の節約に直結するのは、8〜10の食材選びに関するものです。野菜は八百屋で安いものを選び、肉は100g50円以下のものに限定し、冷凍食品は一切買わないようにしています。

また、子育てにかかる出費を抑えるため、子供の習い事をやめたり、子供服や玩具、化粧品などを100均で揃えたりするなど、生活全般で節約を心がけています。

節約生活を始めたことで、ストレスを感じることもあると正直に話していました。しかし、貯金ができるようになったことで、将来への希望も持てるようになったと前向きに捉えています。

シングルマザーという厳しい環境の中で、知恵を絞って工夫する姿勢が印象的でした。

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まとめ

シングルマザーの方が直面する食費の問題は、日々の生活において大きな負担となっています。

しかし、1週間分の献立を決める、買い物リストを作成する、まとめ買いと保存方法を工夫する、加工食品や惣菜を控えるなどの具体的な方法を実践することで、無理なく食費を節約することができます。

さらに、子ども食堂やフードバンクなどの地域の支援活動を利用することで、食費を大幅に節約することができます。

読者の皆さんが少しでも生活の負担を軽減し、安心して子育てに専念できるよう、この記事が役立つことを願っています。

他にも参考になりそうな記事リンク集を貼っておきます。

ひとり親限定トークアプリ「ペアチル」では全国のひとり親の方が利用しており、日々の献立の相談をし合っている声もあります。すべての機能が完全無償で使えるので、あなたもぜひ他のひとり親の方と食費や献立についてトークしてみてください!


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<参考・引用>

*1:総務省の家計調査

https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20220&month=0&tclass1=000000330001&tclass2=000000330004&tclass3=000000330005&stat_infid=000040015252&result_back=1&tclass4val=0

*2:認定NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン調査

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000005375.html

*3:NHK「ひとり親世帯支援のフードバンクが調査 物価上昇の家計負担は」

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240525/k10014460311000.html

*4:認定 NPO 法人キッズドア「2023 夏 物価高騰に係る緊急アンケート 集計結果について」

https://kidsdoor.net/data/media/posts/202401/2023summer_bukkareport.pdf

*5:読売新聞「「主食切り詰めた」4人に1人 物価高が母子世帯直撃」

https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20230216-OYTNT50104

この記事を書いたのは

ペアチルライターチーム

ひとり親限定のトークアプリ「ペアチル」ライターチームです。家計・仕事・子育て・家事など、ひとり親の方の生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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