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コラム

2024.01.18

シングルマザー向け資格取得の考え方ガイド!資格のメリットデメリット,体験談,資格・求人の調査方法も紹介。

こんにちは。ひとり親の方限定のトークアプリ「ペアチル」のライターチームです。

シングルマザーで資格を取ろうかと考える人は多いのではないでしょうか。

でも、「どうやって取る資格を決めればいいんだろう?」といったことを考える人もいるのではないでしょうか。

今回は、シングルマザーの方が資格を取る際の考え方のガイド、成功体験談などをお伝えしていきます。

少しでも資格取得の参考になると幸いです。


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シングルマザーが資格取得を目指すメリット

まずは、シングルマザーが資格を取得するメリットとデメリットについて解説していきます。

キャリアップの鍵

シングルマザーにとって、資格取得はキャリアアップへの大きな一歩です。

専門性が高まることで、より良い職に就くチャンスが広がり、それは収入の向上に直結します。

資格はあなたの能力を証明する証、未来への投資なのです。

子どもたちに安定した生活を提供するために、自分自身のスキルアップを目指しましょう。

資格取得は、今のあなたと子どもたちの未来を変える鍵となるでしょう。

自分への投資

資格取得の過程は、子どもたちにとって最高の学びの機会です。

勉強する母親の姿は、子どもたちに大きな影響を与えます。

子どもらはあなたの努力を見て、学び続ける重要性や、目標に向かって頑張る姿勢を学びます。

この経験は子どもたちの成長に役立ち、未来の彼らの人生にも良い影響を与えるでしょう。

あなたの努力は、子どもたちにとって最高の教育となります。

人脈拡大のチャンス

資格取得の過程で出会う人々は、新しい世界への扉を開きます。

同じ目標を持つ仲間との出会いは、あなたの社会的ネットワークを豊かにし、人生のサポートを提供してくれます。

これらの出会いは、仕事の機会だけでなく、精神的な支えともなります。

共に学び、励まし合う仲間がいることは、シングルマザーとしての孤独感を軽減し、新たな自分を発見する機会となるでしょう。

心の健康への一歩

資格取得は、メンタルヘルスの向上にもつながります。

学習に集中することで、日常のストレスから解放され、心の安定を得ることができます。

新しい知識を学ぶ喜びや、目標に向かって努力する過程は、自己肯定感を高め、心の充実をもたらします。

自分自身を磨くことは、精神的な強さを育み、シングルマザーとしての厳しい日々に立ち向かう力を与えてくれます。

シングルマザーが資格取得を目指すデメリット

時間とエネルギーの挑戦

資格取得は、シングルマザーにとって時間とエネルギーの大きな挑戦です。子育てとの並行は簡単なことではありません。

限られた時間の中で勉強を進めることは、計画性と規律が求められる作業です。

しかし、この挑戦を乗り越えることで得られるものは大きく、自己管理能力の向上や、効率的な時間の使い方を学ぶことができます。

大変ながらも、この経験はあなたをより強く、賢くするでしょう。

経済的な重荷

資格取得には受講料や試験料といった経済的な負担が伴います。シングルマザーにとって、これは大きなプレッシャーになることがあります。

しかし、長期的な視点で見れば、これは自己投資であり、将来的なキャリアアップや収入増につながる可能性があります。

経済的な支援や奨学金の情報を探し、計画的に資金を管理することが重要です。

困難はありますが、このステップを乗り越えれば、より明るい将来が待っています。

不確実な将来への賭け

資格取得が直接的な職業の確保や収入増につながる保証はありません。これはリスクを伴う投資であり、不確実な将来への賭けと言えます。

しかし、新しいスキルや知識は、あなたの可能性を広げ、未来の選択肢を増やします。

資格が直接的な成果につながらなくても、学んだことはあなたの人生の資産となり、別の形で価値を発揮するでしょう。

家族とのバランスの難問

勉強に多くの時間を費やすことは、家庭生活や子育てとのバランスを取ることを難しくします。

シングルマザーとしての責任は大きく、時には勉強と家庭の間で葛藤することもあるでしょう。

しかし、このバランスを取る努力は、時間管理や優先順位の設定、ストレス耐性を養います。

また、子どもたちに対して、様々な状況下で目標に向かって努力する姿を見せることができます。

精神的ストレスへの対応

資格取得のプレッシャーや失敗への不安は、精神的なストレスを引き起こす可能性があります。

これはシングルマザーにとって、さらなる挑戦となるかもしれません。

しかし、このようなプレッシャーを経験し乗り越えることで、精神的な強さや回復力を育むことができます。

また、困難を乗り越えた際の達成感は、自己肯定感を高め、将来への自信につながるでしょう。

シングルマザーがどの資格を取得したらよいかの考え方ステップ例

シングルマザーの方が資格をとろうと検討した時、「どの資格を取れば、収入が安定しやすいのだろう?収入をUPできるだろう?」などの疑問がでてくるかもしれません。

どの資格を取るか決める時の観点は以下のようなものがあります。

  • 自分の興味や適性とマッチするか?
  • 需要がある資格か?
  • 資格取得にかかる時間とコストはどれくらいか?
  • 資格取得後の収入の見込みはどれくらいか?
  • 資格を使って就職できる企業で柔軟な勤務形態が可能か?
  • 資格取得後も継続的な学習や更新が必要か?
  • 資格取得のサポート体制が充実しているか?
  • 自分が住んでいるエリアで求人はあるか?
  • 資格取得後のキャリアの将来性はあるか?
  • 資格取得の難易度はどれくらいか?
  • 資格取得後のネットワークがあるか?

「資格を取ろう!」と決めたとしても、考えたり、調べたりすることは複数あります。

本記事では、「その資格に需要があるか?」「その資格で収入UPを望めるか?」に焦点を絞って、取得する資格を決めるまでの考え方をいくつかのステップに分けてご紹介します。

あくまでも一つの考え方にすぎないため、参考材料の一つにしてください。

ステップ1:平均賃金が高い産業を特定する

まず需要が高い、つまり賃金が高い産業を特定します。

令和4年賃金構造基本統計調査」によると、女性の賃金が高い産業のランキングは以下の通りです。

産業名平均月給
鉱業,採石業,砂利採取業27.7万円
建設業25.1万円
製造業22.9万円
電気・ガス・熱供給・水道業32.7万円
情報通信業31.5万円
運輸業,郵便業24.0万円
卸売業,小売業24.6万円
金融業,保険業28.8万円
不動産業,物品賃貸業26.7万円
学術研究,専門・技術サービス業31.2万円
宿泊業,飲食サービス業21.6万円
生活関連サービス業,娯楽業23.2万円
教育,学習支援業31.7万円
医療,福祉27.2万円
複合サービス業24.4万円
サービス業(他に分類されないもの)23.7万円

平均月給が高い産業3つは、①電気・ガス・熱供給・水道業、②教育,学習支援業、③情報通信業です。

次に、これらの産業に関係する資格を調査します。

ステップ2:平均賃金が高い産業に関係する資格を調査する

例として、①電気・ガス・熱供給・水道業に関係する主な職種や資格を見ていきましょう。

産業としては電気・ガス・熱供給・水道業で一つの分類になっていますが、ここでは電気だけに絞って、主な職種や資格を例に挙げていきます。

電気業の主な職種には以下のようなものがあります。

  • 電気・空調設備工事
  • 電力小売事業の営業
  • ボイラー保守・運転業務
  • 風力発電所メンテナンス

など。

電気業に関係する主な資格は以下のようなものがあります。

  • 普通自動車
  • フォークリフト
  • ボイラー技士
  • 電気工事士
  • エネルギー管理士
  • 土木施工管理士
  • 建築士
  • 宅地建物取引士

など。

ステップ3:関係する資格の平均年収を調べる

求人ボックス 給料ナビ」を使って、資格の平均年収を調べていきます。

フォークリフトの仕事の年収・時給・給料

(引用元:「フォークリフトの仕事の年収・時給・給料」)

例として「フォークリフト」の仕事の年収は平均388万円です。(決してフォークリフトの仕事を勧めている訳ではありません)

このように資格名で平均年収を調べられます。

ステップ1〜ステップ3で業界・職種や資格・資格の平均年収を調べて、自分が続けられそう・関心がある仕事を絞り込んでいきましょう。

ステップ4:資格が国の資格取得支援制度に該当するか調べる

資格を取りたい場合に国が費用を補助してくれる制度があります。それが「教育訓練給付制度」です。

ステップ4では、ステップ3までで候補として挙げた資格が制度の対象かを調査します。できれば資格取得の費用を補助してもらいたいですよね><

補助対象かを調べるには「教育訓練給付制度 検索システム」を使います。

教育訓練給付制度検索システム

(引用元:https://www.kyufu.mhlw.go.jp/kensaku/)

画像にある「講座・スクールを探す」ボタンを押すと、フリーワードで検索できるページにいけます。そこで試しに「フォークリフト」で検索してみます。

すると、217件ヒットしました!(記事執筆時点)

資格取得の考え方ガイドのまとめ

ここまでシングルマザーの方が資格を取得する際の考え方の一例を説明してきました。他の考え方もあると思いますが、何からしたら良いかよくわからない方は一度、この考え方で実践してみてください!

求人数の多い資格を狙うのも一つの手

「●●の資格は平均年収も高くて、国の補助もあるぞ!」と調査して分かったとしても、実際に求人がなければ、転職できるチャンスがありません。そのため、資格まで絞り込んだら、求人数が多いものを選ぶってのも一つの手です。

wacca」さんの記事で、資格ごとの求人数を調査したデータがありました。こういったデータを参考にするのも一つです。

順位資格求人数
1介護福祉士121,999
2理・美容師115,365
3調理師101,097
4看護師94,352
5登録販売者85,039
6保育士79,533
7栄養士59,756
8薬剤師57,517
9准看護師49,645
10歯科衛生士34,434
11理学療法士18,346
12作業療法士16,276
13製菓衛生士183
2019年5月6日現在

(介護福祉士すご。)

または求人サイトで資格名で検索するのも良いです。例えば「求人ボックス」で”フォークリフト”の求人数を調べてみますね。

求人ボックス

すると、「632,203 件」の求人が出てきました。ここからお住まいのエリアで絞り込んで何件の求人数があるかを調べてみてください。

ペアチルスタッフのシングルマザー「はのたる」が書いた「【実体験】ひとり親にとって資格は必要?私のケースや資格取得支援制度4つおすすめの資格7選を紹介!」で資格取得に使える制度やおすすめの資格を紹介しているので、関心ある人は見てみてください。

ChatGPTにおすすめの資格を聞いてみると選択肢が増える可能性もある

ちなみに最近流行っているChatGPTにシングルマザーにおすすめの資格を聞いてみた結果はこちらです!

  1. 保育士資格
    • 理由:子育ての経験を活かし、保育業界での需要が高い。子どもの成長に合わせて働く時間を調整しやすい。
  2. 介護福祉士
    • 理由:高齢化社会に伴い、介護分野の需要が増加。柔軟な勤務形態を選べ、地域社会での貢献が期待できる。
  3. 医療事務
    • 理由:病院やクリニックでの安定した雇用が見込める。専門的なスキルが身につき、キャリアアップに繋がる。
  4. 調理師免許
    • 理由:家庭での調理経験を活かせる。飲食業界で幅広く活躍でき、将来的に独立も視野に入れられる。
  5. ITスキル関連資格(例:Microsoft Office Specialist)
    • 理由:ITスキルはあらゆる業界で求められており、在宅ワークやフレキシブルな働き方が可能になる。
  6. 簿記資格
    • 理由:会計や財務の知識が身につき、事務や会計職での就職に有利。パートタイムやフルタイムの選択肢が広がる。
  7. 心理カウンセラーの資格
    • 理由:人の支援に関心がある場合、心理学の知識が生かせる。カウンセリングのスキルは子育てにも役立つ。
  8. ネイルテクニシャン
    • 理由:美容業界への進出が可能。柔軟な勤務時間と創造性を活かした職業で、独立開業のチャンスも。
  9. 不動産管理士や宅地建物取引士
    • 理由:不動産業界での専門知識が身につき、安定した職を見つけやすい。賃貸管理や売買仲介など多岐にわたる。
  10. フリーランスとして活躍できるスキル(例:ウェブデザイン、ライティング)
    • 理由:自宅で作業でき、時間の融通が利く。クリエイティブな才能を活かし、自分のペースで仕事ができる。

おぉ、けっこう良い感じの回答を教えてくれました。調べるのが大変な人はChatGPTに「シングルマザーにおすすめの資格を10個教えてください」みたいに入力して、聞いてみるのも良いかも知れません。

シングルマザーの保育士資格をとった体験談

シングルマザーの保育士資格をとった体験談

ここでとあるシングルマザーの方が保育士資格をとった体験談を紹介します。

(以下、その方に送ってもらった体験談)

34歳、シングルマザーの私が保育士資格を取得した経緯は、なかなかの挑戦でした。息子が7歳、娘が3歳の時、子どもらの未来と私自身のキャリアのために、この道を選びました。

最初に直面したのは、時間の問題でした。子どもたちを保育園と学校に送り出した後、私の勉強時間が始まるわけですが、家事や子育てとの両立は容易ではありませんでした。夜遅くまで勉強し、時には息子の宿題を手伝いながら、自分の教科書に目を通す日々。体力的にも精神的にも、かなりの負担でした。

経済的な面も大きな挑戦でした。資格取得のための受講料や教材費は、シングルマザーの私にとっては決して軽い出費ではありませんでした。しかし、これは子どもたちに安定した未来を提供するため、そして自分自身の成長のための投資だと考え、奨学金や助成金の申請にも力を入れました。

しかし、勉強を進める中で、意外な喜びもたくさんありました。特に、保育に関する学びは、私自身の子育てにも大いに役立ちました。子どもたちの心理や発達段階を理解することで、彼らとのコミュニケーションが以前よりずっとスムーズになったのです。また、資格取得の過程で出会った同じ目標を持つ仲間たちとの交流は、私に新たな視野をもたらしました。

そして、遂に資格を手にした時の喜びは言葉では表せません。子どもたちに「ママが頑張ったんだよ」と見せることができたのは、何よりの達成感でした。息子が「ママ、すごいね!」と言ってくれた時、全ての努力が報われたと感じました。

今、保育士として働きながら、子どもたちを育てています。仕事は確かに忙しいですが、毎日が充実しています。資格取得の道のりは決して簡単ではなかったですが、それを乗り越えた今、私はより強く、自信を持って子どもたちの将来に向かって歩んでいます。この経験は私にとって、ただのキャリアアップではなく、人生を豊かにする大きな一歩だったのです。


他のシングルマザーの体験談は「【体験談】資格・学歴なし専業主婦のまま離婚して無職危機!?一念発起していろいろと資格を取得したら生活が変わりました」でも紹介しているので、読んでみてください。

おわりに-全国の似た境遇のシングルマザー・シングルファザーと繋がれるトークアプリ「ペアチル」-

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した資格取得の考え方は一つの考え方でしかありません。ただ、何から行動していいか分からないシングルマザーにとっては、一つの指針になるのではないでしょうか。よければぜひ実践してみてください。

ペアチルでは今後、ひとり親の方への就労支援もしていこうと計画しています。ひとり親の方はトークアプリ「ペアチル」に登録いただき、最新情報をぜひ入手してください。


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この記事を書いたのは

ペアチルライターチーム

ひとり親限定のトークアプリ「ペアチル」ライターチームです。家計・仕事・子育て・家事など、ひとり親の方の生活に役立つ情報をお届けしていきます。

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