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コラム

2025.08.25

シングルマザーだからって夢諦めるの?年子2人育てるシングルマザーの私が思う正解と生き方

シングルマザーのみなさん、いつもお疲れ様です。シングルマザーって大変ですよね。いや?私自身が結構「シングルマザーって大変だよね?」と聞かれるから、そう思うのかもしれませんね。

シングルマザーは確かにやることが多いほか、毎日がバタバタと過ぎていきます。でも私は「シングルマザーって大変だよね?」に含まれるニュアンスの「苦労」に関して感じません。感じたことはあっても慢性的ではない、というのが正しい答えでしょう。

でも知ってたりします。シングルマザーに「夢を持ちなさい」という言葉が重荷になること。「それどころではない」と噛みつきたくなる人がいることも。

私は年子の男の子を育ててきたし、これまでの人生でも幾度となく大変なことはあったから、シングルマザーでなくても、人生ってめっちゃ大変だと思っています。

だから今回は、12歳になる長男と11歳になる次男をかかえるシングルマザーの私がどうしてこんなに毎日楽しいのか、その秘密を教えちゃいます〜!


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シングルマザーだからって夢、諦めてない?

シングルマザーになると、とにかく毎日が慌ただしい。時間がない。あっという間に夜になります。「私ってタイムリープできるんだな〜」って思っちゃうことがあるくらい。気づくと外が暗いことなんて、しょっちゅうあります。

それも独身の時では考えられないくらい朝起きるのが早かったりしますからね。私は貧血持ち、持病もちらほらあったので、とにかく朝が苦手です。独身の時は2時間くらい起動に時間がかかってました。

しかし今はどうでしょうか。普通の人より起き抜けから行動開始が遅いという自負はまだありますが、だいぶマシになった気がします。

シングルマザーになると、やらなきゃいけないことが増えます。やっておくべきと世間から求められることも。なので時間がないですよね。そんな人に「もっと頑張りなよ」なんて周りも捲し立てないでしょう。

だけど、私は思うんだよね。時間がない。確かに子どもを育てる責任ってつきもの。だから「夢をちゃんと持っといた方がいいよ」って。

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シングルマザーが夢を諦める理由4つ

そもそもシングルマザーだって、か弱い女性だったはずです。誰かの子どもだったからこそ、今大人になって子育てをしている女性になっています。そんなどこにでもいる普通の女性がなぜ希望を持ったり夢を持つことを諦めてしまうのでしょうか。

子ども優先の生活で忙しい

子どもを言い訳にしたくはないですが、やはり子どもの存在は大きい。子どもがもたらしてくれる笑顔や幸せは未知数ですが、それ以上に辛いことや制限がかかることも増えます。

子どもは大人と違い、何でも1人ではできない。だからこそ、大人がついていなくてはなりません。その時間は親の時間の犠牲だったりします。

やりたいことにお金をかけられない

子どもを育てること、人が1人で生きていくには仕事をしなくてはいけません。お金は切っても切り離せないこと。そのお金は有限です。

そうなると「私1人に使うお金より、家族みんなに使おう」あるいは「私はいらない。子どもに使いたい」と願う親もいるでしょう。

夢を持って過去に挫折したことがある

これは人によります。しかし、子どもを授かったタイミングによってはなりたい職業を諦めたり、家庭に集中すべく友達の関係を整理したい人もいるかもしれません。

なかには「家庭を持っても子どもを授かっても諦める理由にはならない」と思って懸命に頑張ったかもしれないですね。だけど時間や体力、子どもの性格や特性、家庭の状況によって成し遂げられなかったかもしれません。

元夫から受けた人格否定が忘れられない

シングルマザーになった以上は、子どもは1人では授かることができないので夫、あるいはそれに準ずるパートナーがいたことでしょう。

その大事なパートナーに自信を失くされるような声かけをされたかもしれません。「どうして君はそんなにできないんだ」「存在が迷惑なんだ」と。夢を持つこと以前に存在を否定されては、「私なんていなくていいんだから(夢もなにもないよ!)」と思っちゃうのも無理ありません。

そもそも「生きてていいのかな。私って」って思う女性もなかにはいるでしょうね。誰かの存在を否定していい人間なんて、この世に1人もいないので「気にするな」と言いたいところですが、これまで蓄積された卑下ってなかなか消えないですよね。

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シングルマザーが夢を持つことの大切さ

さてここまで述べたようにシングルマザーは慌ただしくも充実した日々を送っています。そのなかで「夢なんて持てるわけないでしょ」と怒りだしたくなるかもしれませんね。あるいは冷静に考えて「私以外にも母親業をこなしている人がいるんだから夢くらい持ってもいいかも」と希望が湧いてきたかもしれません。

「捉え方次第で人生はどうにでもなる」というのが私の持論なのですが、私はなぜシングルマザーでも夢を持ち続けることができるのかを紹介します。

毎日が楽しい

叶うかどうかはさておき、夢を持っていると、とても楽しいですよ。夢って些細なことでいいです。「明日こそは1人でかっぱえびせんを食べる」も、夢といえば夢ですよね。今から考える未来軸の全ての不安・楽しみなことは、全て夢とすることもできます。

しかし日本で使われる「夢」の大義は、夢はワクワクするものであり、手に入れたいこと、楽しみであること、自分で成し遂げたいことであるはず。ですから、全ての現実に起こりそうな楽しいことは夢とも定義できますよね。

毎日楽しいことを考えていたら、そりゃ毎日楽しいですよ。だから私は「毎日幸せそうですね」って言われます。

確かに「誰かに何かをしてもらっている」とか「できのいい息子がいて子育てに不安がないんでしょう?」とか言われることもあります。なかには「裕福なのか?」という質問を持ちかけられることもありますが、何の関係もありません。

私は目先の「こうなってくれたら嬉しい!幸せ!」がたくさんあるので、毎日楽しいです。

内省できる

自分がどうしたいか、どうなったら幸せかを考えていくと、自分の核を見て見ぬ振りはできません。たとえば私が「彼氏が欲しい」と望んだとします。それには「彼氏がほしいと思った動機」があるでしょう。

たとえば「友人カップルを見て幸せの象徴だと感じた」「1人では寂しいと感じる時があったんだな」など根拠は様々。そうすると感知していなかった自分に出会うことがあります。これにより自分の思考のクセや悪い行動パターンが見えてくることもあるでしょう。

ちなみに私、17歳くらいまで「どうせ何しても無駄」「生きてても何の意味もない」って思っていました。「どうせ…(ネガワード)」が口癖だったのですが、最近の口癖は「どうせなら、(ポジワード)」です。

どうして気づけたかと思ったら自分と「なぜなぜ大会」をしていたら、気付いたんですよね。全部「“どうせ”って片付けた自分が悪い」って。あの人と違うところを比べても仕方ない。あの人より劣っている自分も確かにいるかもね。でも「それで諦めた自分が何より悪い」って。

新しい人脈が増える

夢ができるとそれを話したくなります。たとえば仕事で転職を考え始めたら、その職種の人にたまたま出会っただけで「わ!神様のお告げ!」とワクワクしますよね。

そしてその途方もない明るい感情を相手にぶつけたくなります。「憧れの職業なんです!いいなぁ!どうやってそのお仕事に就かれたのでしょう?」と。褒められて嫌な気持ちになる人っていないので、当然会話は弾みますよね。

私は最近SUPをやり始めました。サーフボードみたいな板にのって、パドルを漕ぐアレです。

サーフィンも似ているので、よく職場でサーフィンをやっていると話される方に「SUPとサーフィンの違いってなんですか?」と聞いてきました。

話すうちに仲良くなります。さらには、その人が知っているSUPをやっている人に話を聞いてくれたり、繋げてくれたりします。

人脈が広がりますよね。そうすると興味を持つことがまた増えるのです。もう楽しくて仕方ないですよね。

現状の不満を前向きな未来に昇華できる

たとえば、SUPは子どもが小さいご家庭の方には、とくにシングルマザーには厳しいものでしょう。海にいっても川に行っても、大人が子どもを見てなくてはなりません。

ですから私は子どもが4歳くらいの頃から「いつかはSUPをやってやるんだ」という夢を持ち続けました。そしてそれを決して諦めなかったし、忘れなかったのです。

そして今年念願のSUPができ、海上散歩を40分ほど楽しみました。一言「最高」です。子どもが育ったことも嬉しい、きちんと自分のやりたいことを成し遂げた自分もえらい。だから最高。

現状に不満がない人なんていません。だから自分に問う。「その不満を潰してくれるような最高の体験はどんなことですか」って。

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シングルマザーが作るべき夢|シングルマザーの私Ver

現実世界に疲弊しているシングルマザーに「夢を持とうよ」といったところで、大抵の人はできません。なかには「あなただけよ、そんな幸せそうにできるのは」と面と向かって言われたことも。

「そうだよね〜!(言われ慣れてる)」と思ったので、私の夢をまずはご紹介しますね。「なんだ、そんなことか」って思ってくれたら嬉しいな!

いい女の定義を定めた

宴席や仕事の休憩中に本当に真面目な顔をして語ると、特に男性から笑われることがあります。

それがこの「いい女の定義」です。私には見た目と内面から自分で定めた「いい女」がいるのです。

よくビジュアルとかで目標にしているモデルさんとか女優さんを作っている女性がいますよね。でも夢にするには、ちょっと解像度が低い。なぜなら「私がその人になることは一生ないから」です。

ちなみに私が思ういい女の定義は以下です。

<ビジュアル>

・10cmのピンヒールで華麗に歩ける

・赤いロングネイルが似合う

・綺麗なロングヘアor顎にかかるショートボブで耳にかけている

・Aラインのカクテルワンピースが似合う

・ハキハキと話す

・ハイブランドで身を固めておらず派手なカラーを自分なりに着こなせる

・アクセサリーの身につけ方が上品

<内面>

・誰にでも同じ態度

・思っていることを表情に出さない

・自分の機嫌は自分でとれる

・すぐさまポジティブに変換できる

・頭の回転が早い

・仕事に一生懸命

・くだらないことも笑える不屈の精神

・趣味を持っている

・その趣味で賞をもつほど極めている

・食べることが好きで食品を大切にする

・仁義を大事にする

・男性に頼らなくても生き抜ける経済レベル

・経済的なリテラシーが高め

・好きな人の好きな人を大事にできる包容力

・どんな年齢層でも引け目を感じずに堂々と話せる

・相手をバカにせず自分を卑下せず、知性で盛り上げることができるトーク術

私の思う「いい女」の定義は、部分的でも結構共感してもらえると思います。私はこのような女性になりたくて、努力している最中です。

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どんな子どもになってほしいかから、どんな親でありたいかを考える

シングルマザーで子どもがいると、どんな子どもになってほしいかは当然考えることですよね。そこからどんな親でありたいかを考えると、これは自分の指標を決めることになります。

たとえば「子どもが言うことを聞かない」と悩む親は多いですが私は「それは自分に威厳がないからだ」と考えます。

・「後でね〜」といって、守れない約束をしていないか

・自分が子どもに言っていること、自分はきちんと守れているのか

このようなことを子どもにしていないかチェックしましょう。そして自分の行動目標として直せるところからチャレンジします。理論的には、このような自分になれたら、私が思う「良い子」になってくれるはずです。

ただし、自分がいい親かどうかはあまり気にしないことにします。それは将来子どもが私にする評価ですから。

仕事は自己実現の場!漠然とした夢でもいい

私は仕事をライスワークと思っていません。確かに生きるのってお金がかかります。特に生きてるだけで水道代や電気代、住まいのお金は必ずかかってくるものです。

でも仕事って楽しいです。友達と話してても楽しいですが、仕事では正当な評価軸を持って、様々な観点から自分へのフィードバックをもらえます。プライベートなら受けないような反応をもらえたり、それに伴って行動を改めることもあるでしょう。

自分がやりたいと思ったことを完遂できることが、どんな仕事でも必ず一個はあります。私は様々な職場にいましたが、絶対ありました。

子育ては、確かなゴールラインを定めるしかありません。強いて言うなら「成人まで大事に育てる」でしょう。しかし仕事ではある程度のプレッシャーを感じつつ、自分で目標を決めることができる。そのような目標をクリアすることで、できそうにないこともできると思えてくるのです。ですから、それを夢にすると良いですね。

ちなみに私の夢は「仕事を頑張って40歳にはプレーヤーを卒業し、様々な飲食店を含めたお店や事業のオーナー(あるいは投資者)になること」です。

一度きりの人生のなかで、これまでたくさんの仕事を経験させてもらえました。自分の中で「この仕事が一番だと最期の日まで決めたくない」という結論になったのです。

しかし私が働く時間は有限です。そこでこんな目標にしてみました。

高齢者やシングルマザーを幸せにしたい

社会的弱者でしかなかった私のことを大切に、そして助けてくれた人がたくさんいます。私も最初から夢を語れるような余裕を持っていなかったし、何度も挫折して辛い目にもあってます。人知れずに「もう人生を終えたい」と本気で願ったことも。

でも助けられたから、今こんなに毎日が楽しいです。同じようなシングルマザー、そしてこの世界を作ってくれた大先輩の高齢者にはどうか幸せでいてほしい。その想いは根幹からずっと変わりません。

今も具体的なアクションをとりつつ、ここでは控えますが「私のように夢を持つ高齢者やシングルマザーがもっと増えてくれたらいいな」と思います。

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シングルマザーの夢をペアチルで語ろう

シングルマザーだからこそ同じ境遇で頑張っている人と話すことで「自分も頑張ってきたな」と思え自信を持てることもあるはず。

時に「自分ももっと頑張りたい」と夢を語る時、特に自分のことを知る周りの人には話づらいと感じることもあるでしょう。そんな時はペアチルでぜひ話してみませんか? 顔が見えない相手にまず壮大な夢を語ってみましょう。思考は言動に、言動は行動になりますよ!


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この記事を書いたのは

東城ゆず

10歳9歳の年子男子のママ。家族全員が平成ファミリーなのも関係するのか、細かいことは気にしない「ゆとり」な私。しっかりもので博識な長男とテンションが高いフレンドリーな次男に圧倒されつつ、小さい頃から夢見ていたママができて楽しくも忙しい日々を送る。小学校1年生からの「お嫁さんになる」という夢は諦めモード。

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